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チベット僧の転生相続制を20年にわたり取材……
1990年チベット密教の大本山ギュメにおいて、ロプサン・ガワン師(1937‐2009)について密教を学び始めた日本人、平岡宏一氏(現・清風学園校長)は、師を看取り、2014年、恩師の「生まれ変わり」とインドのガンデン大僧院で再会した。
この貴重な場面にも同行した著者が、20年にわたる関係各位への取材、清風学園に所蔵されている記録映像、チベット語史料に基づき、ダライ・ラマ法王を頂点としたチベットの僧院社会の構造、高僧が死後も生まれ変わり、施主や弟子の下に戻って教えを継承する転生相続を明らかにした書。
Posted by ブクログ 2016年09月22日
自分の師匠が転生ラマで、亡くなってしまうのですが、数年後、その師匠の生まれ変わりの少年に会いに行きます。そんな実話を軸に、チベット仏教の概要も丁寧に書かれており、チベット仏教入門としも面白い本だと思います。やはり本音を言うと、ダライ・ラマ15世とは会ってみたいし、チベット社会においても活躍して欲しい...続きを読む
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