オリエント世界はなぜ崩壊したか ―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智―
  • 値引き

オリエント世界はなぜ崩壊したか ―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智―

1,232円 (税込)
862円 (税込) 12月25日まで

4pt

4.4

メソポタミア文明から現代まで。〈中東=オリエント〉が辿った長大な道を知った時、きっと気付くであろう、かの地の人々が争いの中に必ず和平の「叡智」を生み出していたことを――。いまだ止まないテロと戦争。複雑に絡み合う民族と宗教、領土と資源。人類に突き付けられた「最大の難題」を根源から理解するための歴史大河。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

オリエント世界はなぜ崩壊したか ―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現在のシリア・イラクやその周辺諸国の問題、また西洋諸国で相次ぐテロについて、古代オリエントからさかのぼり、その「オリエント」について概説し、現代社会が抱える問題の根本を探る。

    オリエントの誕生、興隆、そして、“産業革命”以降のオリエント社会の衰亡を、各章ごとに説明する。

    一貫しているのは、オスマ

    0
    2016年09月20日

    Posted by ブクログ

    紀元前より、オリエントでは、アケメネス朝のサトラップによる支配、シルクロードや砂漠での交易による文化の融合や共存システムの確立、イスラームの誕生、オスマン帝国のミッレト制、というように、繰り返す戦争の中で、必ず「寛容」というひとつの答えを導き出し、民族や国家、宗教の垣根を越えた文明を生み育んできた。

    0
    2021年03月31日

    Posted by ブクログ

    英仏などの策略の数々でぐちゃぐちゃにされたオスマン帝国.ミレット制という宗教の自由を標榜する国は寛容の精神を持った素晴らしい国だった.中東の歴史をあらためて学び直せる好著だが,何とか読破した.簡単にまとめることはできないが,1916年のサイクス=ピコ協定とレーガン時代の米国のイラン・コントラ事件が現

    0
    2017年07月06日

    Posted by ブクログ

    中東・イスラム地域の通史だが、特にオスマン帝国の末期以降は詳しく書かれている。

    ゾロアスター教は、紀元前1000年頃、イラン高原東北部(あるいはカザフスタン)で生まれた。最初に天と水が、そして世界は水の上に創造された。創造主であり全能の神アフラ・マズダーと、それと対立する破壊霊アンラ・マンユが存在

    0
    2018年10月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [緩やかなモデルの崩壊]「イスラム国」やシリア内戦,リビアやイエメンにおける危機など,多くの困難を抱えているオリエント地域。「寛容」によって秩序が保たれていた同地域の歴史を振り返りながら,処方箋を考えていく作品です。著者は,静岡大学で教鞭を取られていた宮田律。


    古代から現代まで,オリエント地域の

    0
    2017年06月05日

オリエント世界はなぜ崩壊したか ―異形化する「イスラム」と忘れられた「共存」の叡智― の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮選書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

宮田律 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す