消えゆく沖縄~移住生活20年の光と影~

消えゆく沖縄~移住生活20年の光と影~

858円 (税込)

4pt

3.8

「沖縄に移り住んでもう二十年になる。生まれた子が成人するほどの歳月が流れているというのに、いまだ住み慣れず、酒の力でも借りないと物言えぬところがあるのは、僕と沖縄の間にくろぐろとした何ものかが横たわっている何よりの証左といっていい。その「何ものか」を明らかにしていくのがこの本の主題である」(プロローグより)。「沖縄ブーム」「沖縄問題」と軌を一にしてきた著者が〈遺言〉として綴る、素顔の沖縄。

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消えゆく沖縄~移住生活20年の光と影~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    沖縄から失われていく文化、原風景、緑、そんで信仰。
    沖縄が好きで沖縄に誇りを持ってるはずの僕らは意外と何もしらなくて、そもそもここでいう「沖縄」って何だろう。簡単に括れないほどの色んな沖縄があって、でも全部が沖縄の問題で。
    基地も安保も離島苦も御嶽も。
    もうちょっと偉そうに語れるように考えよう。

    0
    2021年06月05日

    Posted by ブクログ

    大阪生まれの沖縄人二世である著者の仲村氏は1996年に那覇に移住する。「沖縄ブーム」の走り頃であり、著者が描いた著作はブームにのり人気作品となる。しかし、その裏では米兵による少女暴行事件をきっかけに、日米地位協定の見直しなどと反基地運動が高まりをみせる。そして普天間基地返還、辺野古移設へと基地問題が

    0
    2017年05月10日

    Posted by ブクログ

    沖縄の基地問題はかつての鳩山首相の「最低でも県外」という言葉以降、よりクローズアップされるようになった。県土の多くを外国軍隊の基地が占め、時に不良兵士による事件が起こる。沖縄が最重要問題として解決に努力するのは当然だ。

    しかし、沖縄、特に現在の知事の対応を見ていると、もうちょっとうまいやり方がある

    0
    2017年01月22日

    Posted by ブクログ

    沖縄の戦後からの歴史を踏まえて、現在も残る問題を書いたもの。
    ただ一方的な沖縄からの意見だけでなく、県民側の問題点なども書かれているのが興味深かった。
    左翼的な考えを持っているが、そこまで強く思想を出していなかったのが高評価であった。

    0
    2020年12月04日

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