生存賭博(新潮文庫nex)
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生存賭博(新潮文庫nex)

693円 (税込)
485円 (税込) 12月25日まで

2pt

3.4

二十世紀後半、ドイツ中部の地方都市に突如出現した怪物“月硝子(ディブーム)”。同市に隔離された市民は、五十年の時の中で、人間と怪物の戦いをギャンブル「生存賭博」として娯楽産業化した。賭けで生計を立てる少女、琉璃=A・ミュンヒハウゼンはある日、謎の甲冑騎士が月硝子を壊滅させたことを知る。それは狂乱を貪る都市の崩壊を告げる事件だった……。極限の欲望を描く、近未来エンタメ。

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生存賭博(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者・吉上亮の最新作『泥の銃弾』が激烈に面白かったので、過去の未読の作品である本書『生存賭博』を読んでみました。本書は、著者得意の近未来SFファンタジー・アドベンチャーですね。

    50年前のある日、ドイツ中部の地方都市ミッターラントに月硝子(ディブーム)と呼ばれる怪物が出現。それ以来、同市内に隔離さ

    0
    2019年07月12日

    Posted by ブクログ

    これも私の好きなテーブルゲーム(オセロ)がモチーフとして使われている小説。敵も味方も一本筋が通っていて気持ち良い。最後の下剋上も◎ 角生えた主人公もhukeさんが描いてくれたらよかったなぁ。

    0
    2017年06月05日

    Posted by ブクログ

    狂った世界を変えようとした少女の話。彼女の持つ特殊能力がどう活かされるのかな?と思っていたらものすごい使い方をして驚きました。この著者の作品にはどんでん返しや、驚く仕組みがあっていつもドキドキします。蒼い騎士と瑠璃の関係もびっくりしました。でも、その問題の姉については断片的にしか説明がなく、すこしわ

    0
    2016年08月14日

    Posted by ブクログ

    正しいとか間違いだとか白黒はっきりつけられない各々の選んだ罪と勝利。主人公が背負ったもの。

    後半から特に面白くなったきがする。主人公の生き様というか覚悟を魅せつけられたような終わり方とても好き。

    面白かったけれど、全体として好み!とまではいかなかったかなあ。なんでだろう。面白かったんだけどなあ。

    0
    2016年07月01日

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