江戸幕府と儒学者 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い

江戸幕府と儒学者 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い

946円 (税込)

4pt

3.0

林家は、朱子学者・林羅山を始祖とする江戸幕府に仕えた儒官の家柄である。大坂冬の陣の発端となった方広寺鐘銘事件から、史書『本朝通鑑』の編纂、湯島聖堂の創建、大学頭叙任、赤穂浪士討ち入り事件への対応、そして新井白石との対立まで――。初代羅山・二代鵞峰・三代鳳岡は、歴代将軍の寵用と冷遇に翻弄されながらも、江戸期朱子学の確立に奔走した。その林家三代一五〇年の闘いと事績を描く。

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江戸幕府と儒学者 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年06月15日

    江戸幕府に仕えた林羅山とその子孫である鵞峰・鳳岡の三代にわたる林家の歩みをたどった本です。

    著者は「あとがき」で、従来の江戸時代における儒学の研究は、伊藤仁斎や荻生徂徠の革新性を評価する一方で、林家の儒学の凡庸さをおとしめるのが通例となっているけれども、それは「冤罪」の可能性があるのではないかとい...続きを読む

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江戸幕府と儒学者 林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い の詳細情報

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