〈文化〉を捉え直す カルチュラル・セキュリティの発想

〈文化〉を捉え直す カルチュラル・セキュリティの発想

858円 (税込)

4pt

3.7

近年、人々や社会、国家のアイデンティティの根幹に関わる、一人一人の文化的リテラシーを問われる場面が多くなっている。固有の文化とは何なのか? 守るべき文化とは? あるいは文化を政策に活用することの是非は? 国内外の最新の動向を紹介し、観念論と政策論の双方の視点から、文化の新しい使い方、その危険性と可能性を考察する。

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〈文化〉を捉え直す カルチュラル・セキュリティの発想 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年09月14日

    2015年刊行だが、2019年の「あいちトリエンナーレ」「日韓関係」などの問題を考えるヒントにもなる本。「パブリック・ディプロマシー(広報文化外交)」「ソフト・パワー」「人間の安全保障」などを解説。

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    Posted by ブクログ 2017年12月28日

    国内外の数多くの事例を紹介しつつ、観念論と政策論の双方の視点から、文化の新しい使い方、その危険性と可能性を考察。
    今後の文化政策を考えるうえで示唆深い内容となっている。「人間の安全保障」「ソフトパワー」といった文化政策に関連するキー概念を理解するのにも役立つ。

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    Posted by ブクログ 2016年11月20日

    副題のカルチュラルセキュリティの定義や内容があまり頭に入ってこないが、多様な文化の見方が記載されているので、一読の価値あり。

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    Posted by ブクログ 2017年06月14日

    やや総花的な印象。
    初学者にはわかりにくく、そこそこ知っている人にはツッコミが浅く感じるのではないか。もちろん、総論や方向性、問題意識に賛同する人は多かろうけど。

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    Posted by ブクログ 2016年01月08日

    どうして世界は、この「あたりまえ」方向にシステム変換できないのだろうな。日本が成熟しているように(このような著者がいるように)、世界も成熟していくのでしょうか。

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    グローバリズムの「帝国主義」に懸念を抱くのは当然だが、「一人ひとりが人文学的素養をもって共役可能性を探ろう」という理屈は、お題目に過ぎない。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年01月02日

    文化的リテラシーが問われる現代世界において、カルチュラル・セキュリティの重要性を説く一冊。
    カルチュラル・セキュリティとは聞きなれない表現ではあるが、自分自身をつくりあげてきた環境以外の文化へのまなざしを、謙虚に構築していく必要性は多分に同意できた。不可逆的に加速する、グローバルな他者との交流を築い...続きを読む

    0

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