テロリストの息子(TEDブックス)

テロリストの息子(TEDブックス)

憎しみの中に育っても、「選択」することはできる。

ジハードを唱えるようになった父親が殺人を犯したとき、その息子はまだ7歳だった。
1993年、投獄中の父はNY世界貿易センターの爆破に手を染める
。家族を襲う、迫害と差別と分裂の危機。
しかし、狂気と憎悪が連鎖するテロリズムの道を、彼は選ばなかった。
共感と平和と非暴力の道を自ら選択した、テロリストの息子の実話。全米図書館協会アレックス賞受賞。

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テロリストの息子(TEDブックス) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年04月09日

    著者の父はユダヤ人指導者を殺害し逮捕された後、刑務所の中から計画・指導して93年の世界貿易センターの爆破テロを起こした人物。著者は憎しみの連鎖を断ち切るために、現在反テロリズムの活動をしている。

    アメリカ国内最初の大規模テロの犯人となった父親。愛情深かった父が、イスラム教徒への差別、憎悪により陥れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月30日

    来日公演聴きにいきましたがとてもよかった。
    また本もパラ読みしかできてないので、じっくり読みたいです

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    Posted by ブクログ 2015年12月24日

    こういう生き方をしてる人もいるんだ。
    なんでこうなってしまったかを他人について考えるより、自分がどう生きるかだよなー

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    Posted by ブクログ 2016年07月17日

    1990年11月5日。メイル・カハネ暗殺事件の容疑者(後に有罪判決)エル・サイード・ノサイルの息子が幼少期から1999年7月までの体験を書いたもの。

    2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件には、少しだけ触れている。

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    Posted by ブクログ 2016年05月18日

    テロリストの息子という名のとおり、アメリカでテロを実行した父を持つザック・エブラヒムによる本。TEDがベースにあるためか、シンプルであっさりと読めてしまうが、彼の信念や目指す世界が感じられてとても良かった。

    印象に残った言葉を引用する。

    『争いを解決するために非暴力を示すことは 、受動的であるこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月31日

    題名につられて読んでみた。

    この本の著者は、1990年に起きたアメリカ本土で初めて人の命を奪った最初のジハーディストで、1993年に世界貿易センターの一度目の爆破事件の計画を立てる手伝いを服役中に行った。

    当時7歳だった著者の半生が書かれている。
    そして、時間が経過して著者が調べたりして、なぜ父...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月30日

    TED Talkとあわせて読むといいです。実母の「人を憎むのは、うんざり」に心打たれます。差別、偏見や憎しみは、悲惨な結果と悪循環しか生みません。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年06月28日

    テロリストの息子として、周囲からの偏見やいじめに会い、継父からは暴力を受け、実の父親を信じることもできなかった作者が、誰かを恨むのではなく、平和を伝えようとしている。誰もがこうなれるわけではないと思うが、彼は自分をキング牧師やガンジーにはなれないが、敵対者と対話していこうとする努力を続けていることに...続きを読む

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