コンカッション

コンカッション

小説・文芸
913円 (税込)

4pt

4.0

米国で今一番スキャンダラスな映画の原作!

戦火のナイジェリアに生まれ、アメリカに渡り監察医となったベネット・オマルは、ある時NFLの元スター選手マイク・ウェブスターの脳を司法解剖する。マイクは引退後に異常行動を取るようになり、破産、離婚。ホームレス同然となり、心筋梗塞で死亡した。
オマルはマイクの脳に、ある異常を発見する。実は異常行動を起こして死んだ選手は彼だけでなく、その選手たちの脳にも同じ症状が見られたのだ。オマルは激しいタックルを繰り返すことが原因と結論づけて論文を発表するが、NFLは彼の主張を受け入れず、逆に彼に圧力をかけはじめるーー
約6000人の選手がNFLを告訴し、オバマ大統領が「自分に息子がいたらフットボールのプレーを許可しない」と発言するなどアメリカ全土を巻き込むことになったアメフット脳震盪スキャンダル。その裏側と、選手の命を守るためにたった一人で巨大組織NFLに立ち向かった医師を描いた衝撃の実話。
ウィル・スミス主演の映画は制作中からNFLとの軋轢が報じられ、2016年の「白すぎるオスカー」の犠牲になったと言われる、アメリカで最もスキャンダラスな映画の原作がいよいよ日本上陸!

※この作品は一部カラーの写真が含まれます。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    コンカッション
  • タイトルID
    :
    371567
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コンカッションとは脳震盪の意味。ナイジェリア移民のピッツバーグの検死医のノンフィクション・ストーリー。アメリカン・フットボール選手が、プレー中の度重なる衝撃からアルツハイマー症候群を発症することを発見する。NFLの組織的な隠蔽・サボタージュに屈せず真実を追求する。ウィル・スミス主演の映画の原作。
    衰退した鉄鋼の街であるピッツバーグの歴史、ナイジェリアの内戦の話、主人公オマルの長年の鬱病との闘病記、オマルのナイジェリアと米国の家族の物語、というストーリーが複層的に重なっており、まったく飽きない。
    東京→京都→大阪→DC→ダラス→NYの移動中に読破。

    0
    2018年05月02日

    Posted by ブクログ

    タイトルの『コンカッション』とは「脳震盪」のことだ。NFL(全米アメリカンフットボールリーグ)におけるプレー時の衝撃がプレイヤーの脳に与える影響をひとりの医師が究明していく過程を描いたものだ。

    主題はふたつ。ひとつはNFLという大きなスポーツビジネスにおける致命的な脳神経系における健康障害の実態。もうひとつは、ナイジェリア生まれの医師で、それがゆえに被ったであろう差別や不利益を産む現実。そして、このふたつに関してビジネス利権を背景にした不誠実な圧力が絡んでくることになる。

    読書前に期待していたのは後者のストーリーよりも前者の現実や危険性や対策についての科学的な分析や知見であった。そういう意味では映画化の原作であることも理由であろうが、後者に重きを置いているところは若干不満が残った。またノンフィクションとしての出来を問うのであれば、NFL側について不誠実な対応をすることとなった科学者たちへのインタビューなどが必要であろう。

    それにしても、元プロボクサーの言動や調子がおかしいことをもはや笑うべきではないのだと思う。脳の繊細さを知るとともに、脳の可塑性に着目したリハビリ技術の向上にも期待したい。

    しかし、おそらくはほとんどの日本人がコンカッション(Concussion)が脳震盪のことだとはわからないのではないか。さらに言うと、そのタイトルからはNFLのプロスポーツにおける身体障害の危険についての警鐘というテーマが伝わらない。原題含めて「NFL」や「アメフト」という名前やそれを示唆するタイトルをつけることは難しかったのではという勘繰るのはうがちすぎなのだろうか。いずれにせよ、映画のタイトルにもなっているので仕方がないのかもしれないが、本としてのタイトルには工夫の余地があるのではと思う。



    ---
    この本の主人公でもあるBennet Omaluが次のような本を出している - ”Play Hard, Die Young: Football Dementia, Depression, and Death”。どうやら日本語化の予定はないようだけれど読んでみたい本だ。

    0
    2016年08月07日

    Posted by ブクログ

    ナイジェリア出身の法医学者ベネットがNFL選手マイクウェブスターの脳を解剖したことから始まる。アメフト選手として活躍したウェブスターだが引退後は性格の変化、認知低下などで家族と不和になり自殺をしてしまう。そんな中ベネットはウェブスターの脳解剖からタウ蛋白の異常集積を見出しアメフトの激しい頭部外傷が早期の認知機能低下を引き起こす可能性を見つける。その後も同じような境遇を辿ったアメフト選手の解剖から裏付けられ発表するもNFLはこれを否定。度重なる妨害や噂があったが最終的に多くのアメフト選手、その家族がNFLに対して裁判を起こし和解となった。
    今では当たり前ではあるがひと昔は脳震盪してもすぐ競技復帰したりして選手の安全は担保されてなかったんだなと、そんな中よそ者であるベネットが文化を変えるのはとてもすごいこと。
    ベネットの生い立ちから描かれているが少し長く感じた、

    0
    2026年10月08日

コンカッション の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    コンカッション
  • タイトルID
    :
    371567
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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