「するぞ、結婚!」エンデンブルクの若き国王スレンは宣言した。人魚が制する海の国。エルフが治める森の国。そして強大な帝国。三国に囲まれた小国が繁栄するには政略結婚による持参金と商業同盟しか手段がなかったのだ。かくして娶った人魚のヴィアとエルフのエユランは、両国が誇る美姫だったが、種族間の確執により仲は最悪! しかも夫となったスレンにも頑なな態度で、夫婦円満には程遠く――。美しき花嫁たちと紡ぐエンデンブルク国の物語、開幕!
Posted by ブクログ 2016年10月17日
小国の窮乏を救うためにそれほど仲良くない国から花嫁をダブル・ブッキングするって凄い話
1巻だけで物語が完結しているためか正直言うともう少しボリュームが欲しかったかなという気がする。内容としては花嫁の持参金で国を豊かにするための方策を幾つか打って花嫁二人をデレさせて、隣の帝国と防衛戦しただけだからなー...続きを読む