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昇進のために部下の出撃回数を増やす大佐。兵士を救わない軍医。身内にも敵がいるなか、仲間はあっけなく戦闘で死んでいく。ヨッサリアン大尉はあらゆる手段を用いて自分のいのちを守ろうとするも、キャッチ=22の壁が立ちはだかる。誰もが正体をつかめないのに、誰をも支配する軍規は、逃れられない悪夢を生み出し続ける……アメリカ文学に新たな地平を切り開き、今なお熱狂的な支持を得る戦争文学の名著。解説/松田青子
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Posted by ブクログ
上巻は問答するやり取りやキャラクターの突飛な行動が面白く、ときには吹き出すくらいに笑えた。 下巻はどうなるのかと思ってたら、今度はとても怖い展開になっていく。 上巻で登場していた、前の章(とは言っても時間軸のズレはあるが)で生きていた人間たちが、呆気なく、理不尽に死んでいく。 戦場で死ぬのならまだ理...続きを読む解も追いつくが、なかには味方が自らの利益を生むために、その犠牲になって死んでしまう人間もいる。 上巻以上にその理不尽さは高まる。 ヨッサリアンは味方の死を伝えに行けば殴られ、蹴られ、殺されそうになったりしていて、ドタバタ感はあるものの常に死がついてくるような緊張感がある。 だが、意外な人物が最後に一発やってのけたりして、自分もヨッサリアンと共にやりやがったという気持ちになった。 暗く抜け出せない理不尽のような感覚が下巻は続いていたが、あのキャラのお陰で清々しい読後感を感じた。 めちゃくちゃ面白かった。
非常に面白いのになかなか読み進められない。こんなに不条理で猥雑で不可思議な小説がアメリカでは高校の課題図書リストに載ってるとは。
時系列のせいで混乱してもたけど、読み切ると凄ぇ!ってならざるをえない。 このレベルの読後感はなかなか味わえん。
ジョーゼフ・ヘラー『キャッチ=22〔新版〕(下)』ハヤカワ文庫。 早川書房創立70周年を記念し、企画されたハヤカワ文庫補完計画、全70点の1冊。大好きな映画『BIG WEDNESDAY』にチラっと登場した小説で、当時から読んでみたいと思っていた。映画では主人公のジャックの母親がジャックたちの乱痴気...続きを読む騒ぎに眉をひそめながら読んでいたのだ。 戦争の馬鹿らしさを諷刺的に描いた一種の反戦小説なのだが、白々しさばかり感じた。アメリカは建国の歴史そのものが暴力と殺戮で血にまみれ、現代に於いても石油の利権や自国の経済成長のためならば他国に戦争を仕掛ける、とんでもない国だと思う。そんなアメリカの大統領と呼ばれる人物は、日本に交戦権を否定する憲法を押し付けたにも関わらず、日本が自前の軍事力を持たずにアメリカに頼るのはおかしいと言い出す始末。この程度の諷刺では蚊に刺されたくらいにしかならないのではなかろうか。 本体価格1,180円 ★★★
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