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Posted by ブクログ
◎要約
⚪︎はじめに
・イノベーション
→人の行動・習慣・価値観にもう元に戻れないような変化をもたらすモノ・コト
・「正解」という幻想
コンセプトは「その手があったか!」と身体的・直感的に進むべき方向を示す言葉だが、脳みそはなかなかそれを許さない。
「本当にそれは正しいの?」「それってデータで証明されてるの?」と問い詰めて可能性を台無しに。
⚪︎コンセプトは「サーチライト」
今までの常識から新しい常識へサーチライトを照らし直す。
⚪︎身体的思考の「十字フレーム」
常識を覆すイノベーション
→主観的な経験や直感までをも盛り込む「身体的思考」が必要
ビジョン
→単なる金儲けを超えた基本的価値観と目的意識
課題
→ビジョンがなぜ解決しないのか、ボトルネック
コンセプト
→課題を解決する新しい視点
具体策
→コンセプトを現実に表現したもの
⚪︎コンセプトのつくり方
準備 : それに関する今までの常識を全て挙げる。
コンセプトつくりスタート↓
①感じるモード
それに関する情報を片っ端から集める。データを100%信じず、精査せずなんでも「とりあえず、ふむふむ」と吸収。
②散らかすモード
×集めた資料をすぐに整理する
ブレインストーミングで“どうやってターゲットの気持ちを動かすのか?”を考える。
③発見!モード
コンセプトが見つかる。
課題はコンセプト発見と同時に見つかる。
④磨くモード
商品・サービスを具体的に形にしていく。
◎所感
一言で述べると、読みながらとてもワクワクできる本だった。
データから統計的に導き出される客観的な結果を嫌い、これまでの常識を覆す自由な思考をする。これは一見、普段の自身の考え方とは反対のように思われた。
ただこれは“コンセプトのつくり方”である。コンセプトをつくる経験に乏しい私にとっては、これが普段の思考法とは違って当たり前である。効率化を求めてはよいコンセプトはできない。
コンセプトは単なる“思いつき”ではない。上記のような発想法に基づいている。
正解がないからこそ苦しいし時間もたくさんかかってしまうが、固くなった頭を柔らかくするためにはよい頭の運動だと思った。
Posted by ブクログ
電通で使われている発想法の本であり,思ったよりもかなり薄い。文章や内容もそんなに難しくはない。にもかかわらず実行しようと思うのはなかなか大変だ(だからこそ価値がある)。まさに帯に野中氏が書かれているとおり。
特になるほどと思った一文は「課題はコンセプトの発見と同時に確定される」。課題よりコンセプトが上位であり,課題が唯一絶対で確立されていないのであれば,当たり前といえば当たり前である。
個人的にはこの本を人生のビジョンを探す手助けになればと思ったのだけど,その点については残念。ビジョンは定義されている,その上でどう振る舞うかについてくれる本である。そもそも人生に「常識を覆す」コンセプトが必要なのかというのもある。「常識を覆す」よりも平凡であっても幸せと感じられればそれで良いのかもしれない。この本に非があるわけでは全く無いが。
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