T.R.Y.

T.R.Y.

726円 (税込)

3pt

1911年、上海。服役中の刑務所で暗殺者に命を狙われた日本人詐欺師・伊沢修は、同房の中国人・関(グアン)に助けられる。その夜、伊沢は革命家である関からある計画への協力を要請された。それは、革命のための武器の調達。それも、騙し、奪い取る。そのターゲットは日本陸軍参謀次長――。暗殺者から身を守ることを交換条件としてこの企てに加担した伊沢は、刑務所を抜け出し、執拗な暗殺者の追走を受けつつ、関たちとともに壮大な計画を進めていく。騙し騙されるサスペンスフルなコン・ゲームとスピード感、全選考委員の大絶賛を受けて第19回横溝正史賞を受賞した超大作!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

T.R.Y. のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1911年、上海。服役中の刑務所で暗殺者に命を狙われた日本人詐欺師、伊沢修は、同房の中国人、関に助けられる。その夜、伊沢は革命家である関からある計画への協力を要請された。暗殺者から身を守ることを交換条件に協力を決意した伊沢は、関たちとともに壮大な計画を進めていく。計画の目的とは。そして、そのターゲッ

    0
    2010年10月07日

    Posted by ブクログ

    ものすごい早さで読んでしまいました。早い話が「面白い!」です。とにかくグイグイ読ませるストーリーが魅力です。そして個性あふれる登場人物。特に主人公の詐欺師・伊沢修がかっこいい!詐欺が進んでいく過程も目からウロコの展開ずくめで、読み手を飽きさせません。映画もやっていましたが、内容が結構異なっていたので

    0
    2010年11月25日

    Posted by ブクログ

    「ラストのどんでん返しがいまいち」「主人公に天才詐欺師らしい切れ味が感じられない」などの批判もあるようですが、何はともあれ、九条がいちばん好きなコンゲーム小説はこの作品です。主人公の伊沢は文句なしの“好男子”。個性豊かな愛すべき仲間たちと強大な敵。20世紀初頭の中国の街並みが鮮やかに描き出されている

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    詐欺師伊沢が素敵ですー。
    中国の革命のお話。
    難しい内容ですけど張られた副線とかが面白いのですらすら読めましたw

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    主人公が詐欺師で革命に協力していく話。とにかくおもしろかった。あっという間に読んでしまった。細かな部分など本当に良く書けてると思う。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    第19回横溝正史賞受賞作品。
     もう文句なしに面白い。読み出したら最後やめられないものだから、結局、明け方まで起きて読んでしまった。

     明治から戦前の中国は上海から日本を股に駆けて活躍したひとりの日系人伊沢修。その波乱万丈ながらも、人情に満ち満ちた生き方が、なんとも小気味よい。
     彼をとりまく人々

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    あらすじ
    一九一一年、上海。服役中の刑務所で暗殺者に命を狙われた日本人詐欺師、伊沢修は、同房の中国人、関に助けられる。その夜、伊沢は革命家である関からある計画への協力を要請された。それは、革命のための武器の調達、それも、騙し、奪い取る。そのターゲットは日本陸軍参謀次長-。暗殺者から身を守ることを交換

    0
    2019年11月05日

    Posted by ブクログ

    時代背景といい 革命という言葉が輝きを持っていた時代。
    詐欺師 伊沢は 中国の革命に 協力しようとする。
    孫文 そして 関の 中国の革命に
    武器を ペテンして 調達しようとするのだ。

    伊沢のグループには 青幇である 陳
    韓国人の パク という 多国籍の仲間がつながる。
    不思議な集団である。

    一方

    0
    2015年11月19日

    Posted by ブクログ

    高校生くらいの頃に出た作品で、ずっと気にはなってて読んでみた。
    起承転結が分かりやすく読みやすい本。
    明治の時を感じられて良い。

    0
    2012年04月18日

    Posted by ブクログ

    クロスカウンターやキャピタルダンスがなかなか面白かった
    井上さんのデビュー作を読んでみました。

    時代は日露戦争後の明治時代。
    主人公の詐欺師が日本の陸軍のお偉いさんから
    武器を騙し取ろうとする話。
    途中まではあまり盛り上がってこないなぁ。。と思っていたのですが、
    後半、裏の裏の裏をかく

    0
    2011年08月25日

T.R.Y. の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

T.R.Y. の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

井上尚登 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す