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Posted by ブクログ
渡辺淳一氏の作品は医療ものなどが好きで昔よく読んでいたが、最近は恋愛ものが多いので読んでいなかった。これは遺作とも呼べる作品らしいが、文庫のあとがきで林真理子氏が「それほどの傑作ではない」と書かれていたように、そこまで文学としてすばらしいものではないと思う。
しかしこの話は、主人公の気楽堂という男が70歳を超えてある日突然性的不能になってしまうところから始まる。今までの小説で、このように老人の不能を取り扱ったものがあっただろうか?と思うと、その赤裸々なまでの描写に新しいものを感じた。
性的不能に限らず、年を取ってくるといろいろな体の部分がダメになっていくのが悲しいが興味深い。
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