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Posted by ブクログ
中学生の主人公が、バラバラの家族をまとめて、4人で演奏する話です。
自分の子供が大きくなってきたということもあり、家族愛がある作品に最近弱くて、感情移入してしまいます。
上手くいきすぎだろと思ってしまいましたし、捻りなくストレートに話が進んでいくので、大体の結末は途中でわかってしまいましたが、それでもハッピーエンドは読み終わった後、気持ちがいいですね。
それにしても、本の帯を見ると、2012年と書いてあり、どんだけ積本の山の中に眠らせてるんだと、笑ってしまいました。
ビジネス系、啓発系、IT系の本は、時代の流れで古くなってしまうので、読まずに終わることもあるのですが、小説はいつの時代でも楽しめるのでいいですね。
Posted by ブクログ
壊れていた家族がゆっくりと回復する、ハートウォーミングな物語―ということになろうが、既読感がある。
森絵都さんの『カラフル』あたりだろうか。
頼りない父直樹、苛立つ母ひろみ、コギャルの姉美咲、そして才能あるバイオリニストの卵である中学生の開。
家族の最後の行事として、カルテットを組み、演奏する。
最初は惨憺たる失敗。
もう一度だけ、というのを繰り返し、練習を重ねていく中で、家族が少しずつ変わっていく。
ちょっと予定調和な感じもなくはない。
音楽ものの小説の一つの鑑賞ポイントは、音楽をいかに言葉という別の表現手法で表すかということだと思っている。
で、これまで、素晴らしい音楽、天才的な演奏をどう表現しているかを気にしていたけれど、この本ではむしろ下手な演奏をいかに書くかもまた、面白いポイントなのかもしれないと気づかされた。
そのあたり、荒木源さんの『オケ老人』あたりと比較してもいいのかも。
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