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Posted by ブクログ
BookBarという本で杏さんが紹介されていて面白そうだったので読んでみたが、想像以上に著者の秘島への思いが熱い本でした(笑)
秘島にも色々あって、人が住んでいた歴史のあるところから、岩しかないところまでと、私自身知らない所がほぼ全部で、へぇーと頷きながら読み進めました。
写真も載っているので何となく秘島を旅したような感覚も覚えたり。
それでも著者はより秘島を感じる方法を熱弁していますが、私には十分に謎めきと寂しさと時には神々しさを感じれて読んで面白かったです。
行けないからこそより求めてしまう、そんな魅力が秘島にはあるのかもしれませんね^^
Posted by ブクログ
ほぼ無人島、更に絶海の孤島で上陸は不可能。
それらに伝説の島や奇岩も含め、「秘島」として紹介。
I部 秘島 ガイド編・・・31の秘島を各々4ページに、
見開きで島の画像とデータ、島の歴史、自然、現状を掲載。
北方四島・竹島・尖閣諸島はまとめて7ページ。
II部 秘島 実践編・・・秘島を身近に感じる手立てを思いはせる。
秘島には、行けなくなる歴史と理由が存在します。
それは、単に遠いだけではありません。
瀬戸内海や鹿児島、沖縄に近い島だってあります。
自然の脅威、戦争、獲り尽くされた資源、政治・・・様々な
経過により秘島となってしまった状況が綴られます。
沖ノ島のような信仰の島も含まれます。
とりわけ人の富への欲望は計り知れないもの。
硫黄、リン鉱石、石炭、銅、そしてアホウドリ。
掘り尽くされ、乱獲された結果の無残なこと!
そんな島々への夢想・・・幻の南波照間島への想いのように、
誘ってくれる指針となる本でした。参考文献もかなり骨太。
Posted by ブクログ
単なる無人島ではない、行きたくても行くことができない無人島。それらを秘島として紹介している本。
二部構成で1部は秘島ガイド編。見開きで島の上空からの写真と、その次の見開きでその島の概略や歴史など。2部は秘島ガイド実践編。無人島でも本籍地を置くことはできる、領土問題などなど。岩を島へアップグレードの話は知らなかった。
Google Mapで見て何となく離島萌え~だったのが、その島の背景も併せて読むことで、単なる離島ではなく日本の歴史や領土問題がかなり関係しているという認識になる。そして離島開発は日本の開拓史でもある。資源の枯渇→放置、放棄になってしまった島が結構あるが、現存の離島とその周辺の資源はそうならないように努力することはできる。珊瑚を盗って行くような国から守ることも含めて。著者はそういうことを意図して作ってはいなかっただろうけど、結果としてそういう本にもなっているんじゃないかと思う。
Posted by ブクログ
普段生活している範囲とは違う非日常感。日本にこんな場所があるんだなと面白く思った。普通に生活していると、考えることすらない場所。「行くことのできない島」が日本にはたくさんあって、それぞれに歴史がある。どこかセンチメンタルな気分になる。
ざっと印象に残ったものを箇条書きする。
・島の開拓の歴史。
・アホウドリの乱獲、自然破壊。「◯◯鳥島」という名前が多いが、昔はアホウドリが多くいた。
・海底火山の活動により、20世紀だけでも小笠原諸島で新しい島が3回出現している(どれも波の侵食で消えた)。
・島の過疎化、島民の離島による無人化の歴史。
・大野原島は、リポビタンDのCMのロケ地になっている。
・「岩」と「島」の違い。「岩」には排他的経済水域は認められない。中韓の漁船の違法操業。
・秘島に漂着してしまった人の漂流記。
読み終わってみて、「秘島」というものは不思議な魅力を持っているんだなと気付く。非日常感が楽しいのかもしれない。行くのが難しく本島とは隔絶された環境だからこそ、独特の歴史があって、それも面白かった。
色んな資料の名前があげられていて、深く調べることもできそうだ。とりあえず、吉村昭の『漂流』を読んでみたいなと思った。
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