無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
主人公の手記から始まる物語。
ひとり息子を轢き逃げされた男が、運転手への復讐を仄めかす。
手記で始まったため、最後まで手記で復讐をいかに遂げるのか、成功したのかしなかったのか、そういったことを綴っていくものだと思っていた。原因があり結果に至るまでを読ませる、よくある形だと思っていたら途中でスタイルが変わる。
復讐する人物が殺されてしまう。
あれれ、ミステリーだったのこれ。
突然グイッと方向転換をされ、戸惑いつつ読んでいく。
最後は誰が殺したかも明らかになり落ち着くところに落ち着く。
こういうのがハードボイルドというのだろうか。
物語の中で結構唐突な感じで“22の質問”が出てくる。
いくつか挙げると
オランダボウフウの味をよくしないためには、甘い言葉がどれだけ必要か?
〈ライオンの保母兼乳母〉とはだれのこと、あるいはなんのことか?
九英傑とはどういう意味か?
……ナンダコレ。
これが事件解決の鍵なのかと読んではみたものの、何言ってるんだかよくわからない質問ばかり。
結局この“22の質問”が物語にどう繋がったのかよくわからないまま終わってしまう。
この“22の質問”に関しては翻訳された永井淳さんもよくわからなかったらしく、巻末に原文と翻訳とを記しておられ、不明とかよくわからないといった考察のようなものが記されている。
翻訳されたかたがわからないことは勿論わたしにもわからないわけで、こっちの方がどんだけミステリーだよとツッコミを入れたくなる。
よくわからないこともあったりだったが、面白いというかこういう作品もあるのかというのが最も感じたこと。
本屋さんでこの本を棚に見つけたとき、『あっ、松田優作さんの映画の原作だ。』と手にとって、全く別の作品と気づいて、ひとりコッソリ笑ったのもいい思い出だ。
それにしてもこの作品のタイトルは江戸川乱歩がつけたらしい。
死ね、じゃなく、死ぬべし。こう表現するところに乱歩の並々ならぬ言葉のセンスの秀逸さを感じる。
Posted by ブクログ
ナイジェル・ストレンジウェイズ・シリーズ
息子マーティンをひき逃げで殺されたフィリクス・レイン。犯人を探すために接近した女リーナ・ロースン。彼女の義兄ジョージに疑いを持ったレイン。ジョージを殺すために計画を立てるレインの日記。次第にリーナに魅かれていくレイン。家庭の暴君ジョージに辛く当られる妻ヴァイオレット、息子フィル。家を守ろうとするジョージの母親ラタリー老婦人。船に乗せて溺死させようとするレインの計画。計画直前にジョージから日記を弁護士に送ったと告げられ計画を中止したレイン。中止した日にストリキニーネで毒殺されたジョージ。日記に隠された秘密。ナイジェルの捜査。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。