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女の私が行ってきたのですから、私の歩いた道はどなたでも行けるのです――聖書の世界の神秘に出会うシナイ山、水源から辿るコロラド川、モザイク芸術の町ラヴェンナなど、31年にわたり「兼高かおる世界の旅」で日本のお茶の間を魅了した著者が披露する、とっておきの地の数々。すでに海外旅行通のあなたにも、新たな旅のロマンを教えてくれる“美しい星地球”への愛情溢れる一冊。 1995年刊。
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Posted by ブクログ
660 284P 兼高かおるのエッセイのスリランカ編で思い出したけど、スリランカの森林の多様性素晴らしかったな。日本も植物多様性がすごい国だけどスリランカはそれ以上で、そこからアーユルヴェーダの文化が発展したしな。1回ガイドつけて行ったけど、途上国ではあるけど、ぼったくってきたりする国民性じゃな...続きを読むいから次行く時は一人でも行けそうだし、次行く時はアーユルヴェーダの国立病院に1ヶ月ぐらい入院したい。 「また、世界を訪ね歩くことで、イスラム教もキリスト教も身近に接してきました。 どの宗教にもやはり感じるものがあります。どんなに財産に恵まれ、知人や友人の愛に包まれ、名誉を手にできても、人間は究極のところは孤独であり、絶対的なもの、神のような存在に祈らざるを得ないのでしょう。どんなに強い人でも、幸せな人でも、心の内側に整理のつかない混沌や葛藤、あるいは苦痛をかかえ、それらを他人には打ち明けられずに生きています。」 —『私の愛する憩いの地(新潮文庫)』兼高 かおる著
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