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1994年10月8日、優勝をかけたシーズン最終戦。 長嶋監督が「もはや国民的行事」と語ったように、この一戦は、平均視聴率48.8%(プロ野球中継史上最高)。2010年に日本プロ野球機構が現役の監督、コーチ、選手を対象にしたアンケートで「最高の試合」部門1位だった。伝説として語り継がれる「世紀の決戦」を、今中、松井、立浪、桑田、大豊、斎藤……戦った男たちの証言でつづる。 長嶋監督は言う。 「野球のすべての面白さを凝縮した試合だった」
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Posted by ブクログ
試合展開をほとんど覚えていないことに気づかされる。それだけ試合に入り込んでいたからかもしれない。あの場所にいて声を枯らした、その事実だけで十分だったりする。20年たっても酒の肴になる試合なんてそうそうあるもんじゃない。さて、いまから20年がたって振り返った時、そんな試合にどれだけ出会えるかなあ。
今年の日本シリーズが第5戦で終わってしまい、なんとなく物足りなく消化不良だったところへ、この本を見つけてしまった。あの時は確か土曜日で、みんなでテレビに齧りついていた記憶がある。この試合がプロ野球史上最高視聴率なのもなんだか納得。 この本を読んでいろいろと思い出したけど、あの年は巨人にも中日にもドラ...続きを読むマがあった年だったんだなぁーとあらためて思った。そしてもうあれから20年以上経ってしまったかと思うと感慨深い。
1994年10月8日ナゴヤ球場。プロ野球史上初めて同率勝率チームの対戦、勝った方が優勝というドラマチックな1戦。中日と巨人の死闘を監督、選手など多くの関係者への取材から再現するノンフィクション。 一球一球に秘められたドラマ、双方の思惑の相違など野球というスポーツの魅力を十二分に伝えてくれる。
この試合はテレビで見ていた。1試合だけで1冊の本になるほど、奥が深い意義のある試合だったのだど、改めて知ることができた。
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10・8 巨人VS.中日 史上最高の決戦
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鷲田康
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