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「コーポレートガバナンスとは、トップを交代させること」。著者は、コーポレートガバナンスをこう定義します。コーポレートガバナンス改革元年ともいわれる2015年。スチュワードシップ・コードの制定に次ぎ、コーポレート・ガバナンスコードが制定され、社外取締役の実質的義務化も行われるなど、安倍政権の成長戦略の目玉のひとつとなっています。
しかし、コーポレートガバナンスは仕組みをつくるだけでは機能しません。実効性のある運用を行うためには、コーポレートガバナンスの本質の理解がとても重要になってきます。
本書では、コーポレートガバナンスにかかわる実務を担うビジネスパーソンの方々に、コーポレートガバナンスとはなにか、なぜ今、企業のガバナンスが重要とされているのかについて、わかりやすく解説します。
さらに、コーポレートガバナンスについての理解が必要になる背景には、海外も含めた子会社管理など、日本企業にグループ経営の視点を含めた、マネジメントの変革が求められていることがあります。グループ経営の現場で、担当者が抱えている悩みや課題は大きくなっています。本書は、こういった現場の悩みにもこたえる実践書になっています。
Posted by ブクログ 2023年04月30日
■なぜ手に取ったのか
会社管理職、地域組織役員などしており、マネジメントではなく、
「ガバナンス」の本質を知りたくて手にした本です。
■何が語られていたのか
本書は、難しい用語が用いられている専門書ではなく、「教科書」と記載の
あるとおり、会社のミドル層が初めて出会う「ガバナンス」について、平易か...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月03日
松田先生の著作は、率直な意見が述べられていて、法令や基準の文言の解説にとどまらず、実務で適用する際の「幅」が感じられ、実務担当者として意味のない行き過ぎた対応が防げるような気がしています。
日本社会では、押さえておかなけばいけないラインと、ここまでやったらやりすぎだよというラインを設定できずに、最大...続きを読む
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