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戦争―日清・日露から、日中戦争、米英との戦い―について、なぜ日本は戦争に突き進んだのか、いかなる目的と、蹉跌があったのか、相手国にいかなる事情があったのか、それらをわかりやすく、簡潔に記しています。
現在も中国や韓国によって問題視されている歴史認識について、あらためて考え、問題点を整理するためにも格好の本です。
例えば、米国との戦争については、日本に確かに外交上の失敗がありました。しかし、それだけではありません。ヨーロッパを蹂躙するドイツを叩きたいと考えていた米国が、日本に戦争を仕掛けさせることによって大戦に参加したことなど、複雑な背景を的確に指摘しています。また、日本が連合軍と戦ったことによって、植民地だったアジア諸国に独立の機運が高まり、戦後の解放・独立につながったことも確かな事実です。
いわゆる“自虐史観”から離れて、「日本の戦争」を真摯に、公平に見ることが何よりも大切です。本書はその一助になる教科書です。
産経新聞の長期連載「子供たちに伝えたい日本人の近現代史」からの書籍化。
Posted by ブクログ 2014年09月17日
今年(2014)の夏は日本が明治から昭和にかけて戦った戦争について解説した本に出会えました。私が学校の授業を通して感じてきたことは戦争を否定的に捕らえることが多く、あの選択が間違っていた・軍部が暴走した、というものでした。
そのような一面があったのは事実と思いますが、当時も今と同様に議会で国の方針...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月05日
日清・日露戦争から第二次世界大戦までの日本が戦った理由について、冷静な史観でまとめられています。
副題には、「子供たちに伝えたい」とあり、自分自身しっかりと向かい合っていなかったことを感じていたので、手に取りました。
産経新聞で週一回連載したものをまとめたもので、連載中から読んでいたのです...続きを読む
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