妖草師

妖草師

726円 (税込)

3pt

3.3

九代将軍・家重の治世。紀州藩の京と江戸の両屋敷に怪異が兆した。京では元藩士が“花が匂う”と称して、夜な夜な東山へと出かけていき、江戸では見事な庭園に、マダラ蓮と血色の苔がはびこりだした。
京の下級公家・庭田重奈雄は、人の念が乗り移った異界の妖草駆逐の秘術を使う妖草師であった。藩の要請を受けた重奈雄は、紀州徳川家への恐るべき怨念の存在を知ることに――。第1回徳間文庫大賞(書下し部門)受賞作。

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妖草師 のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • 妖草師
    726円 (税込)
    九代将軍・家重の治世。紀州藩の京と江戸の両屋敷に怪異が兆した。京では元藩士が“花が匂う”と称して、夜な夜な東山へと出かけていき、江戸では見事な庭園に、マダラ蓮と血色の苔がはびこりだした。 京の下級公家・庭田重奈雄は、人の念が乗り移った異界の妖草駆逐の秘術を使う妖草師であった。藩の要請を受けた重奈雄は、紀州徳川家への恐るべき怨念の存在を知ることに――。第1回徳間文庫大賞(書下し部門)受賞作。
  • 妖草師 人斬り草
    737円 (税込)
    心の闇を苗床に、この世に芽吹く呪い草。常世(とこよ)のそれを刈り取る者を妖草師と称する。江戸中期、錦秋の京に吸血モミジが出現した! 吸われた男の名は与謝蕪村。さらに伊藤若冲、平賀源内の前に現れた奇怪な草ども。それが、はぐれ公家にして妖草師の庭田重奈雄(しげなお)と異才たちの出会いであった。恐怖、死闘、ときに人情……時代小説の新たな地平を切り拓いた逸材の、伝奇作品集!
  • 妖草師 魔性納言
    814円 (税込)
    宝暦8年(1758)の京都。若手公卿と浪人者の間に、徳川幕府を倒そうとする動きが起こりつつあった。一方、見目麗しい女たちが次々と神隠しに遭うという奇怪な事件が発生、ついには花道家元の娘・椿まで行方知れずになる。騒然とする都で、若き妖草師・庭田重奈雄の前に現れた、美しき青年公家の秘された正体とは? 怪奇小説の雄・上田秋成、与謝蕪村らも登場。激闘、死闘の一大スケールで描く妖草師シリーズ最新作!
  • 妖草師 無間如来
    726円 (税込)
    (この寺はどこか怪しい……)伊勢を訪ねた絵師・曾我蕭白は、熱烈な信者を集める寺を知った。草模様の異様な本尊、上人の周りで相次いだ怪死。蕭白は京の妖草師・庭田重奈雄に至急の文を……(表題作)。江戸中期、この世に災いをなす異界の魔草に立ち向かう若き妖草師に続々と襲いかかる凶敵草木。一途に彼を思う椿の恋敵か、美貌の女剣士も参戦。人気沸騰の時代伝奇、書下し連作集
  • 妖草師 謀叛花
    1,012円 (税込)
    むごたらしい屍(かばね)から、ポトリと葉が落ちた――江戸中期。西国で豪商一家が皆殺しの上、財を奪われる事件が連続、ついに京でも凶行が演じられた。魔草と闘う都の妖草師・庭田重奈雄は犯行が妖草絡みと察知、賊を追いつめるが、それはさらなる巨大事件の序曲に過ぎなかった。舞台は江戸へ。そして、将軍弟から薩摩藩まで巻き込む大陰謀が姿を現す! 人気シリーズ、ここに完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

妖草師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年02月28日

    2016.1.11 4
    はじめ、すごく読みづらかった。漢字は多いし、登場人物が入り乱れていて、ちっとも頭に入らなかった。
    中盤から、やっと場面が思い描けるようになり、せっかくの休日、外出もせずに読みふけった。
    妖草、実在するかも。
    著者は
    テレビの仕事をしてたとか。映像にしたら面...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月22日

    江戸中期を舞台に、世に災いをもたらす異界の妖草を刈る妖草師の活躍を描いた伝奇小説。
    人の心の闇を苗床にして芽吹いてくる妖草という設定が面白い。キャラも立っているし最後の方は忍法帳みたいな肉弾戦になってくるし、アニメ化したら映えそうなストーリーだと思うが、ちょっと物語にのめり込めなかったかも。いまいち...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年03月29日

    人の心を苗床にこの世に生えてしまう常世の植物「妖草」を刈り取る妖草師・重奈雄。
    いろいろな力を持つ植物でが出てきておもしろい。無明尼の側の話をもっと読みたかった。物足りなさもあったけど、魅力的なキャラも多いので、これからが楽しみ。
    植物でここまでの肉弾戦になるとは。壮絶な闘いでした。

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月05日

    人の心を苗床にして、この世に芽吹いた常世に生える草・“妖草”を刈り取る者ー妖草師。
    この設定は好きですね。今後シリーズ化して、登場人物のキャラが確立されていけば、面白くなりそうな感じなので、続編希望です。

    0

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