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19世紀、錬金術などの秘術でしかなかった<オカルト>は「再現可能性」と「客観性」という二つの公共性を獲得して<科学>になった。そして今、科学は極端に難解化して普通の人には理解不能となる一方、現代オカルトは「かけがえのない私」探しの魅力的なアイテムとなった。科学で説明できることとできないことは何か?科学で得られない「答え」はオカルトによって得られるのか?人はなぜオカルトに走るのか?目次は、第1章:科学の起源とオカルト、第2章:オカルトから科学へ、第3章:科学の高度化とタコツボ化、第4章:科学が説明できることと説明できないこと、第5章:心の科学とオカルト、第6章:現代社会とオカルト、第7章:カルトとオカルト、第8章:科学とオカルトのゆくえ、際限なき「原理への欲望」と「コントロール願望」という共通項から、<科学>とその影であり、鏡でもある<オカルト>の関わりとゆくえを解き明かす「超」刺激的論考。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年08月17日
副題が「際限なき『コントロール願望』のゆくえ」
19世紀錬金術などの秘術でしかなかったオカルトは
『際限可能性』と『客観性』という二つの公共性を獲得し
『科学』になった。そして今、科学は極端に難解化して普通の人には
理解不可能となる一方、現代オカルトは「かけがいのない私」探しの
魅力的なアイテムとな...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月15日
科学とオカルト、このタイトルマッチに魅かれて購入。錬金術(オカルト)の実験的な精神が、現代科学の土台にあるってことにはびっくり。キリスト教が絶対だった中世には、それに反する理論は提唱できなかったそうです。ニュートンもオカルト的な考えを持っていたことにもまたまたびっくり。馬鹿と天才は紙一重ならぬ、オカ...続きを読む
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