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T大出だが童貞の大学講師、金井淳・三十歳は、好きになった後輩、北島萌・二十七歳と同衾にまでこぎつけた。まず萌が手で淳のペニスを愛撫し、淳も萌の陰部を探った。萌は濡れていた。少し愛撫して中へ指を入れてすぐに淳は自分の無知を痛感した。そこがそんなに複雑な構造だとは知らなかったのだ。淳は緊張した――(「童貞放浪記」)。他、二編。
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Posted by ブクログ
あんまり私小説というジャンルの本を読んだことがなかったから、
ぐだぐだと、よくわからん人たちのフルネームとか出てきて、
うじうじした様子を読んでみるのは、興味深かった。
というか、どうしてあんな風になっちゃうのか、
自分の私小説風とか書いてみるとあんなになっちゃうのか、
何とも不思議。
2つ目の作品は、確か「黒髪の匂う女」とかいうようなタイトルの話で、
よくよく読んでみるとさりげなく、
ちゃんと髪の毛を洗ったのか的な質問を主人公がしていて、
いや、そこかい!と…。
しかも、薫ってるんじゃないんだと思うと、
何とも私小説、恐ろしいと思った。
この人のほかの作品を読んでみると何かわかりそうな気もするが、
そんな気には、今のところなれていない。
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