風にもまけず粗茶一服

風にもまけず粗茶一服

763円 (税込)

3pt

●内容紹介
小次郎だって武蔵だって、きっとこんなところで人知れず修練したにちがいない。男には、そんな孤独な時間が必要なんだよな。ああ、なんか、今、俺、カッコイイかも。(本文より)
ようやく茶の湯に目覚めた友衛遊馬(19歳)が目指したのは、なぜか比叡山延暦寺の一山〈天鏡院〉。お茶嫌いの住職がいるとも知らず、武家茶道家元後嗣の遊馬はその門をくぐるが…。青年茶人が茶の湯に挑む大傑作青春エンターテインメント。
●著者紹介
松村栄子(まつむら・えいこ)
1961年静岡県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。1990年に『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞、1992年に『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞。主な著書に『あした、旅人の木下で』『生誕』『雨にもまけず粗茶一服』やファンタジー作品『紫の砂漠』『詩人の夢』、エッセイ集『ひよっこ茶人の玉手箱』『京都で読む徒然草』などがある。

...続きを読む

風にもまけず粗茶一服 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年11月13日

    表紙がちょっときつい…
    お茶によるお茶のための物語というよりは、その先を超えて三道が交わる「生」による「生」のための物語と感じた。前作と比べて、かなり用意周到に物語が構築されている。
    なぜだか知らないが「ここ」にいるというまさに「ご縁」。何者であるか強いたり与えたりを、物語で決してしない。する必要が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月20日

    『雨にも負けず粗茶一服』シリーズ第2弾。

    主人公の遊馬が、人生修業のため、比叡山のお寺へ。

    ここでの生活が面白おかしく描かれています。

    山の中で、天狗?に会うのですが・・・・
    その天狗の正体は!

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月24日

    待ちに待った続編。ウフ.で読んでいたけど、加筆ありとのことでうれしい再会となりました。でもでもこの表紙…私はいただけません。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月24日

    面白かった。
    テンポよく読めた。
    続き出るかな、出たらいいな。

    でも何でこの表紙なのか。
    絵じゃ駄目なの?

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月27日

    開き直りの角度も人と違って広いんだなと呆気にとられました。いやはや。続きが読めるとは考えてなかったから余計楽しかった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月18日

    前作『雨にもまけず粗茶一服』の続編。
    弱小武家茶道家元のぼんぼん、友衛遊馬(ともえ あすま)。このまま敷かれたレールを進んでいってよいのか疑問を持ち、家を飛び出してきたものの答えは見つからない。前作の終わりで比叡山の阿闍梨の元で修行しようと一歩を踏み出した彼のその後を描く。

    大ベストセラーにはなら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月20日

    遊馬の、何だか逃げてばかりいる生き方にイライラさせられた前作。
    京都で出会った人々のおかげでちょっとずつ変化してきた彼は、比叡山で修行(?)を始めます。
    おなじみの登場人物に加え、新登場のキャラもユニークな人ばかりで、楽しく読むことができました。
    茶道の世界観なんかも、抽象的なんだけど何となくこんな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月15日

    読み始めて、吃驚するくらい前作を覚えていないことに気付く。
    そんでも、面白かったです。
    特に、自称農民文学者の五郎さんが良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月17日

    年の初めは和を題材とした一冊から。前作が良かったので続編がでてうれしい。武家茶道「坂東巴流」の家元後嗣遊馬。跡継ぎと言われるほどにもやもやとした気持ちとなって、いろいろともがいている。でも遊馬の性格上ごちゃごちゃ考えるより体を動かす、というあたりがこちらもスカッとしていいんだな。考えるばかりでは答え...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月05日

    『雨にも負けず粗茶一服』の続編。
    『雨にも負けず~』が思いがけずよかったので、続きを読んでみた。

    遊馬が一見無駄なことをしながらも、自分の道を見つけていくところがよかった。

    けれども、途中で主人公の存在感がなくなり、脇役が強くなってきたような…。

    0

風にもまけず粗茶一服 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

風にもまけず粗茶一服 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

松村栄子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す