無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
優勝回数世界一のプロゲーマー、初の自著! ゲームと勉強をリンクさせて東大に合格、バイオマテリアル研究の成果が国際学会で評価された人物は、なぜエリートコースを捨て、未開の地だったプロゲーマーの世界へ進んだのか? さらに彼はプロ入り後、順調に勝ち星を増やしていたにもかかわらず、最大の武器である合理性を手放すことを決意する。論理の限界にぶつかったIQプレイヤーは、何を考え、どう行動したのか――ゲームをとおしてたどりついた、新しい勝利の方程式。 「ゲームをしていたのに、東大に入れたのか。ゲームをしていたから、東大に入れたのか。――僕の場合は後者であろう」 「合理性や効率を極めた僕だからこそ、それだけでは勝てないことを身をもって学べた」「練習に付き合ってくれるプレイヤーたち。働いて家庭をもち、一線を退いた彼らの『おれの分まで、頼むよ』という想い。彼らが、僕のモチベーションの源泉だ」(すべて本書より要約)
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
プロゲーマーときどさんがプロゲーミングチームに加入するまでを語った自伝。2014年刊なので12年前の本だけど、今読んでも新鮮でおもしろく読めた。
まず、単純に文章がうまくてするする読める。そして歩んできた人生がドラマチック。勉強が得意で麻布から東大に入って……ときいたらただのエリートみたいだけど、麻布に通っているあいだも学校が終わるとそのままゲーセンに行って、子どもがいられなくなる時間まで居座り……と、なかなか根性の座ったゲーマーぶり。そして両親がまた、単に放任というのでもなく、よく子どもを見ているけど邪魔しない、腹の据わったご両親ですばらしい。
ゲームを忘れるほど研究に打ち込み、賞を取るほどの成果も上げたのに大きな挫折が訪れ……と、今思えばそれも運命だったのではというような軌跡だけど、そのときはほんとうに苦しかっただろうな。でも、どの段階でも自分のすべてをかけてのめりこむ、とてつもない集中力と情熱を持った人なのだということがよく伝わってきた。
わたしがときどさんを知ったのはごくごく最近なのだけど、「CEO 2026」でのルーザーズから勝ち上がっての優勝はかっこよかった。直前に負けたBooce Lee選手をグランドファイナルで下したわけだけど、ちょうど本書にその逆の、直前に下した相手に負けた話が書かれていて、すべてが経験の積み重ねなんだなあと感慨深かった。
Posted by ブクログ
どちらかというとゲームと聞いたら眉を顰める方の人間だった。ときどさんのYouTubeを観るまでは…。プロゲーマーとして観客を魅了することは、スポーツ選手やミュージシャンと変わらないなと認識を改めた。メジャーな業界ではないからこそ、「プロとは業界の発展を考えられるかどうか」「マネーゲームというよりもコミュニティが大切」になってくる、いい人が強い世界、であってくれ。確実に発展してるし、まだまだ大きくなると思う。選手の人柄を知れば知るほど皆に1位をあげたいけど、勝負の世界はそうはいかないのが辛い。だからこそ応援している。人間性が伝わる良い文章ですぐに読めた。
Posted by ブクログ
「サムライスピリッツで負けて土下座事件」の話が最高におもしろかったです。道場破りのように殴り込みに行ったものの決勝大会で負ける。でもそこできっちりと謝れたのがときどさんの人柄を表しているようでした。
本書ではときどさんの経歴や過去のエピソードが語られています。成功も挫折もあり、論理を最優先にしていたときどさんが情熱の重要さに気付くという内容で、最後まで楽しく読めました。副題にもなっている「論理は結局、情熱にかなわない」という言葉に説得力を感じられます。
私もゲームでよく遊びますが、格ゲーのことはそれほど詳しくありませんし、ときどさんのこともこの本で初めて知りました。情熱を持った、とても興味深い方ですね。読み進めていると、情熱を持てることに全力を注いでいるときどさんの姿が想像できるようでした。
私も情熱の火が消えそうになったらこの本を読み返し、ときどさんから情熱の炎を分けていただこうと思います。
Posted by ブクログ
いやあ、面白かった。著者は、麻生高校、東大、東大大学院と進んだ後に「格ゲー(格闘技ゲーム)5神」と評されるプロゲーマーになり、数々の世界大会でタイトルをとったり、ゲームの動画配信で格ゲー人口の裾野を広げる活動をしているという。
ゲームときくと引いてしまうが、やっていることはアスリートと変わらない。毎日8~12時間の練習、技の習得、練習試合、対戦相手の分析と対策、万全のコンディションで大会を迎えるべくジムで鍛え食事に気を配り、大会を通じて国際交流。プレイスタイルにも人間性が表れ、人間的な成長とともに試合内容も充実していく。こういう世界もあるのかと、とても興味深く読んだ。
Posted by ブクログ
プロゲーマーときどの自叙伝
子供の頃からどれだけゲームが好きだったか
東大に行った理由
そして大学院を中退した理由
プロゲーマーになった経緯
ゲームを通して学んだ事
ゲームに取り組む姿勢
などなど
「東大を卒業したのにプロゲーマーになった人」ではなく「ゲームに情熱を持って挑んでいる人」なんだな
なぜ東大を出たのにプロゲーマーに?とよく聞かれる質問に対して
「もし東大を出ていたら、あなたは何になりますか?」
という回答
確かに、東大を出たから何かになれるわけでもなく、自分が何になりたいのかですよね
もし私が東大に入学出来るくらいの学力があったとして、ハードにバリバリ仕事をするような職業を選んでなさそうと思い至る
ってか、父親がすげぇな
こんなフラットな考えができる親だからこそ、ときどは育ったのかもしれない
プロゲーマーになるかを梅原大吾に相談したとき、緩やかに反対意見を一通り述べられた後の言葉
「本当に好きなことなら、チャレンジしてみるのも悪くないと思うよ。一回しかない人生なんだから」
これで飛び込める程の情熱を持っているのがときどですね
私にここまで情熱を傾けられる対象はいまののところないなぁ
ときどの得意なものは、最速で80点まで持っていく論理性
ただ、それだけだと80点以上の相手には勝てなくなり
また、ただ単に勝てば良いのではなく「魅せる」勝負というものに移行していくというのも、業界を考えての事なのだとわかる
ロジックや合理性は、情熱があってこそ生きるもので
情熱なしにそれらを振り回したところで何も生み出すことはできないという気づき
要は、情熱というか、物事に取り組む原動力が何かに向き合えという事なのだろう
「ときど」の名前の由来
KOFの八神庵で、飛んでキックからの闇払い(CV:どうしたぁ!)を使ってたら、それだけでいいじゃんという友人の言葉かららしい
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。