優勝回数世界一のプロゲーマー、初の自著! ゲームと勉強をリンクさせて東大に合格、バイオマテリアル研究の成果が国際学会で評価された人物は、なぜエリートコースを捨て、未開の地だったプロゲーマーの世界へ進んだのか? さらに彼はプロ入り後、順調に勝ち星を増やしていたにもかかわらず、最大の武器である合理性を手放すことを決意する。論理の限界にぶつかったIQプレイヤーは、何を考え、どう行動したのか――ゲームをとおしてたどりついた、新しい勝利の方程式。 「ゲームをしていたのに、東大に入れたのか。ゲームをしていたから、東大に入れたのか。――僕の場合は後者であろう」 「合理性や効率を極めた僕だからこそ、それだけでは勝てないことを身をもって学べた」「練習に付き合ってくれるプレイヤーたち。働いて家庭をもち、一線を退いた彼らの『おれの分まで、頼むよ』という想い。彼らが、僕のモチベーションの源泉だ」(すべて本書より要約)
Posted by ブクログ 2022年09月12日
物語のように短時間で読み通した。
ときどの人生記だった。
読み終わったあとに残ったのはタイトルにあるような熱さだった。
もともと、ゲームをやり続けていた少年として、中学生の頃からウメハラとときどはゲーム業界の2大巨頭だった。
だから、もともと信頼と尊敬があって、やっぱりすごいというような熱さが残っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月12日
東大卒というエリート路線から外れたゲーマーがなぜ路線を外れたのか?その回答をくれる本。情熱ががその回答であった。情熱が人を突き動かす原動力であり、それがないともはや死体同然という。途中、ゲームを離れ研究に没頭するあたりや、ウメハラとの関係性などが非常に興味深かった。その思考には、バイオリンの千住真理...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月03日
「サムライスピリッツで負けて土下座事件」の話が最高におもしろかったです。道場破りのように殴り込みに行ったものの決勝大会で負ける。でもそこできっちりと謝れたのがときどさんの人柄を表しているようでした。
本書ではときどさんの経歴や過去のエピソードが語られています。成功も挫折もあり、論理を最優先にしてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月01日
いやあ、面白かった。著者は、麻生高校、東大、東大大学院と進んだ後に「格ゲー(格闘技ゲーム)5神」と評されるプロゲーマーになり、数々の世界大会でタイトルをとったり、ゲームの動画配信で格ゲー人口の裾野を広げる活動をしているという。
ゲームときくと引いてしまうが、やっていることはアスリートと変わらない...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月19日
東大卒でプロゲーマーになると言う。それだけで特異で、興味を引く題材だったが
読んでみると、作者の生き方や、考え方に引き込まれていった。
ゲームに学んだことを実生活に活かすhow toものとしても読めるが、それよりも作者のゲームに対する熱い姿勢、これに触れられることが、この本を読む意義だと思った。
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