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Posted by ブクログ 2015年05月25日
p.62
しかし、「だから目に見える国際人道支援の足がかりとして、まず後方支援の派遣を」という日本での議論は非常に軽率である。そもそも、後方支援部隊とは、地元社会への福祉が目的で派遣されるものではない。あくまで、戦闘部隊への支援が原則である。道路や橋の補修作業を実施しても、それらはあくまで戦闘部隊...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月18日
伊勢崎氏に会ってみたい。中々興味深い話がたくさん盛り込まれていた。
特に世界最貧国シエラレオネでの出来事は、想像を絶している。人口500万人のこの国の内戦による犠牲者は50万人。しかし内戦終了後、世界は、犠牲者を手掛けた犯罪人に恩赦を与える。つまり戦争犯罪人と犠牲者遺族が混在しながら、新しい国がス...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月20日
[ 内容 ]
職業:「紛争屋」職務内容:多国籍の軍人・警官を部下に従え、軍閥の間に立ち、あらゆる手段を駆使して武器を取り上げる。
机上の空論はもういらない。
現場で考えた紛争屋の平和論。
[ 目次 ]
序章 常に思い通りにならない半生(歯車が狂いだしたのは大学卒業間近 アイデンティティはどこへ ほ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
既読。
紛争が起こっている地域に行き、そこの兵士たちの武装解除をしてきた著者の体験談、また、紛争や日本の国際協力のあり方に対する著者の考え。現場に行っているだけの重みがある。有事の際の日本のあり方について、日本国内でもさまざまな議論がされているが、当たり前ではあるが、実際に行ったことがない人、紛争の...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
紛争の現場で国連機関の職員として、武装解除等の職務に従事した人が書いた本。
どこにいっても人が絡むと政治が始まるのだと思わされる、といったような、ある意味当たり前のことが書いてある。
日本ではこのような現場を知っている人間と言うのはそもそも少なく、そしてそのうちでもこうやって本にする人間と言うのはも...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
武装解除には主にDDRが行われる。武装解除・動員解除・社会復帰(Disarmament, Demobilization, Reintegration)東チモール・シエラレオネ・アフガニスタンでの筆者の経験と介入に関して述べられている。国連においても国の思惑が交錯し、戦後復興やPKOなどでも利害は衝突...続きを読む
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