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地政学的に仮想敵国の目の前にいながら、国防上では穴だらけの国、日本。
海岸線沿いには54基の原発がずらりと並んでいるわけだが、それらへの攻撃は通常兵器に頼る必要すらなく、少人数のテロリストが電源喪失をするだけで済むことは3・11で露呈してしまった。
実際にISの「敵リスト」に日本が入っている昨今、日本はこの脅威にどう立ち向かえばいいのか? 憲法9条はどうすべきなのか?
世界各国の紛争地で武装解除をしてきた著者が、日本がまさに直面している危機と解決策について具体的に説く。
Posted by ブクログ 2017年03月08日
■テロリズムという用語が使われるようになったのはフランス革命の「9月虐殺」がきっかけ。
■アメリカ国防総省の公式なテロリズムの定義では「テロ行為とは政治的,宗教的,若しくは特定のイデオロギーに基づいた目的のため,特定の政府や社会に対して恐怖を植え付けるべく,違法な暴力の使用,そして威嚇を行うこと」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月09日
核セキュリティとジャパンCOIN。
日本が歩んできた歴史を活かし、日本らしい・日本にしかできない対応とは何なのか。
現場での豊富な経験をもとに、それを示唆してくれる貴重な一冊です。
【本書抜粋 著者】
我々は、史上初めて、「防犯」と「戦争」の世界を、自由に、縦横無尽に行き来する敵をつくり出して...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月30日
著者はアフガニスタン、東ティモール、アフリカの紛争地域で直接武装解除などにかかわり、修羅場をくぐっているだけに一般の書籍とは違う説得力がある。
テロリスト発生の歴史的背景も時系列で述べられていて、単なるテロリストでひとくくりに論じられない背景がある。
こういう現実的かつ論理的な方の発想と論理を、現実...続きを読む
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