だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観

だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観

770円 (税込)

3pt

3.3

天下を統治できるのは天命を受けた唯一人の天子のみ。中国文明の“歴史の父”司馬遷が創造した「正統」の観念は、中国人がこだわる歴史認識を決定づけた。変化があっても認めない、記録しない。正史は永久不変の理想の姿を描くもの。ところが現実には三国時代、南北朝時代と王朝が並立、しまいには北方の遊牧帝国に侵入される始末。その屈辱を晴らすため、新興民族を夷狄と蔑む負け惜しみ、それこそが「中華思想」だ。では中国はつねに純然たる「漢人」のものだったのか? 歪められた歴史の滑稽、ここに見たり!

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だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中華思想とそれに基づく中国人の歴史観について述べた本。中国人の考え方の根本に触れることが出来て面白い。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    岡田英弘先生は昨年亡くなられた
    でも、こうして書籍で多くの事を
    後の世代にも残すことができる!
    理解できないメンタリティと嘆く
    我々に「目から鱗」の情報を貰う

    1
    2018年02月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     歴代中国王朝の歴史観について、司馬遷(『史記』)、班固(『漢書』)、陳寿(『三国志』)、司馬光(『資治通鑑』)、宋濂(『元史』)、祁韻士(『欽定外蕃蒙古回部王公表伝』)の人生といった歴史家の人生と叙述法から解説した本。

     私の知識と関心の偏り具合から、宋濂と祁韻士及び彼らの編纂した歴史書につい

    0
    2011年06月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    天下を統治できるのは天命を受けた唯一人の天子のみ。
    中国文明の“歴史の父”司馬遷が創造した「正統」の観念は、中国人がこだわる歴史認識を決定づけた。
    変化があっても認めない、記録しない。
    正史は永久不変の理想の姿を描くもの。
    ところが現実には三国時代、南北朝時代と王朝が並立、しまいには北

    0
    2011年04月22日

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