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深夜、十津川警部の電話が鳴った。妻を殺し最近出所した男からだった。死んだはずの妻を見たという。同日、電話の男が殺され、現場に次の殺人を予告する血文字〈文殊に聞け!〉が残されていた。十津川は丹後に急ぐが、予告通り男が射殺され、凶器の指紋から、ライフルのオリンピック選手が浮上する。だが、彼は昨年焼身自殺していた……。死者が絡む奇怪な予告殺人を描く長編ミステリー。
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Posted by ブクログ
ミステリー小説としての魅力はあまり感じなかったのだが、映像には向く作品だとは思う。 旅先の景色、そこへ向かい特急列車の描写など行ったことがない地への興味を引く書き方だろう。 そして十津川警部をとりまく人物がしっかり描かれているので、読者はイメージを描きやすい。 だからこそ各テレビ局が俳優を変え、何作...続きを読むも放送してるのだと思う。 ミステリーとして面白かったのは、死んだはずの人物が殺されるという設定と、 誰からも尊敬されている人物が、実は犯人だったという部分。 何年も前に死んだはずの人物は、なぜ今また殺されるのか? 詐欺のからくりも絡むのだが、詐欺の手口もなるほど〜な手口。 確かに有名人が一人いるだけで、信用度は一気にあがるわな。 こういう手にはひっかからないようにしないとね。
次々起こる殺人事件。 狙撃の名手を探す。 翻弄される十津川警部。 最後は丹後の地主が背後に浮かぶ。
いくら捜査に亀さんが必要でも、 証拠隠滅みたいな真似はダメなんではと思った。 こういう詐欺にひっかからないよう気をつけよう。
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丹後 殺人迷路
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