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自分らしく生きようとすると、必ずぶつかるのが「お金」の問題。さて、いかにしてクリアすべきか。極貧生活を強いられてまでも「パンより文学」を貫いた作家たちに、その術を学ぶ。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ] 本書では、「下流化」につながると槍玉にあげられる「自分らしさ」という価値観に執着し、その価値観がもたらす幸と不幸、欺瞞と真実に、さまざまな作家・芸術家の生き方を通して肉薄する。 自分らしさを貫くために損をし、貧乏をしていた作家・芸術家は数多いが、それでも彼らは己の道を貫きながらどうにか...続きを読む生き延びた。 どうすればそれが可能になったのか。 その観点から見ると、作家・芸術家たちは狡猾に生き残り戦術を駆使していたことが分かる。 彼らの姿は私たちに、自分の生き方や社会のありかたを考える上で、大きな示唆を与えてくれるのではないだろうか。 [ 目次 ] 序章 「自分らしさ」は悪なのか 第1章 経済格差と「文化」の値打ち 第2章 「文化」は差別的である 第3章 芸術家の貧乏はロマンチックか 第4章 貧乏にも程がある 第5章 作家的貧乏・借金生活の覚悟について 第6章 作家では「食えない」のが本道 第7章 夏目漱石の経済戦略 第8章 交渉する作家たち 終章 マイナスがプラスになる世界 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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貧乏するにも程がある~芸術とお金の“不幸”な関係~
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