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誰にも書けない「深海生物観察記」。
著者の石垣幸二さんは、世界にも類のない深海水族館『沼津港深海水族館』の館長であり、一方で、世界中の水族館や研究施設からの依頼で希少な海洋生物を納入している“海の手配師”としても活躍しています。自分で捕獲し、飼育・観察し、水族館での展示の工夫まで考えているのです。本書では、その石垣さんが実際に捕獲し、観察しているからこそ判った深海生物の不思議な生態や、飼育・展示の苦労話などを余すところなく語り尽くします。深海生物のカラー写真もたくさん掲載しました。
一方、“海の手配師”としての仕事もエピソードにあふれています。漁の際に船を出してくれる漁師さんたちとの付き合い方、世界一のサプライヤー(生体供給業者)を目指すきっかけになった人との出会い、採算を度外視してでも誠実に仕事をして信頼を得る、捕ることよりも実は搬送のほうが難しい……深海ビジネスを初めて成功させた男といわれる石垣さんの仕事への真摯な取り組み方は、ビジネス書としても一読の価値があります。
【ご注意】※この作品はカラー画像が含まれております。。
Posted by ブクログ 2022年06月01日
深海生物の本はずいぶんたくさん出ている。キモチワリー、スゲー、という怖いもの見たさ的な本が多い。でも本書は違う。ぜんぜん違う。
もちろん深海生物は出てくる。ダイオウグソクムシも、もちろん出てくる。けれど、それが主ではない。
むしろ、深海というブルーオーシャン(って、書くとおかしな想像が生...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月08日
海の手配師が書いた新書第二弾。先にでた「水族館革命」と違うのは、こちらの方が写真が多く、前者が水族館自体にスポットを当てたとすれば、こちらは深海生物に重きを置いている。
中に、著者がショックを受けた言葉として、「水族館にくる人は魚に興味なんてないんだ」というのが上げられていたが(その言葉が一般人向け...続きを読む
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