幻燈辻馬車 下 山田風太郎ベストコレクション
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幻燈辻馬車 下 山田風太郎ベストコレクション

715円 (税込)

3pt

自由民権運動を巡る明治政府と自由党壮士らの暗闘に巻き込まれてきた干潟干兵衛と孫娘の雛。2人の運命やいかに!? 史実とフィクションを巧みに織り上げ、激動する時代の波に翻弄される人々を描く明治小説の白眉。

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幻燈辻馬車 下 山田風太郎ベストコレクション のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ラストへの盛り上がりと結末はさすが山田風太郎です。明治期の政界の混乱について良く知りませんでしたが、なんとなく夜明けといっても良いことばかりじゃなかったんだなー、と思うようになりました。会津藩士の悲劇は明治ものでよくでてきますが、いつも心が痛いです。

    0
    2011年04月29日

    Posted by ブクログ

    後半にはいり、干潟干兵衛が探し求めていた雛ちゃんのお母さんや干兵衛の奥さんの敵など謎がだんだんと明らかになっていく。
    幻燈辻馬車は連載小説だったが、1年間の連載期限内でストーリが完結できなかったとのこと。単行本出版の際に加筆してストーリを完結している。解説には連載終了時の「幻のラスト」も掲載されてい

    0
    2011年03月26日

    Posted by ブクログ

    @ledsun リコメンド。
    テンポと設定の妙で読ませるね。どこまでが史実と整合して、どこからが作者の織り込んだフィクションかがわからなくなるところが面白い。

    0
    2019年01月20日

    Posted by ブクログ

    奇抜な設定で明治という時代を描いた秀作。辻馬車屋の千兵衛とお雛の前に現れる様々な人物の人間模様を通して、依然江戸時代~幕末の遺恨を引きずっている明治10年頃の在り様が、見事なまでの活劇となって活写されている。千兵衛のヒーロー感もあって、印象としては続き物の紙芝居を見ているような感覚だった。実在の歴史

    0
    2017年03月09日

    Posted by ブクログ

    「幕末の志士たちが尊王攘夷を唱えたのに代わって、彼らは自由民権をうたった。ただ幕末の志士は成功したから志士となり、明治十年代壮士は挫折したからただの壮士となる。」

    この一文がこの小説を表している。全体を通して流れる虚無感、揺れ動く正義。その中でも山田風太郎の小説の持つ幽玄的な魅力は遺憾なく発揮され

    0
    2015年02月22日

    Posted by ブクログ

    『蒔かれた一粒の麦は、いつか芽をふく、と信じて喃』

    奇才・山田風太郎の明治物。

    危機に陥ったとき、お雛が助けを叫ぶと現れる
    干兵衛の息子・蔵太郎と妻・お宵の幽霊。
    2人に危機を救われながら、干兵衛は自由党と明治政府の暗闘に巻き込まれ
    いつしか会津藩士だった自分の姿を自由党壮士に重ね…

    ついには

    0
    2012年09月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上下巻を一気読み。
    吉川英治の『鳴門秘帖』に劣らぬ痛快伝奇ファンタジー。

    下巻ではお雛の母親や宿敵の正体も明らかになる。
    新世代の体制批判の若者たちに巻き込まれていく、老馭者干兵衛。大団円では終わらず、最後が印象的。

    エンターテインメントというより歴史を題材にした政治小説とも言える。イスラムだの

    0
    2015年03月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山風の明治モノ、大好き。もっと読みたいと思っていたので、前評判の高いこれらを読むことにした。

    上巻…どうにも話が細切れで読みづらいときもあるが、幻想的な物語の枠に惹かれて読み続ける。

    舞台は明治15年。
    会津の武士であり、同心も経験したことのある、中年の馬車引き、干潟。
    孫娘のお雛をのせてメイジ

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幼子に呼ばれたときのみ出てくる幽霊。血を流しながら軍服姿の父、自決により喉から血を流しながら出てくる祖母。一つの定型的なキャラクターとして良くできている。明治維新後の事件・人物を絡ませて描く伝奇小説。戦中派の意地も反映させるところはクスリとさせる。

    0
    2022年02月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山田風太郎はやっぱりすごいなあ。死ぬまでに山風作品を知れて本当によかった。

    妻を亡くした辻馬車屋の干兵衛と、父を亡くし母に捨てられた孫娘のお雛。死んだ妻と息子は、お雛が呼んだときだけ幽霊として現れる。しかし徐々に別れの時も近づいてきて…

    2人は親子馬車として様々な客を乗せ、思いもよらぬ事件に巻き

    0
    2021年06月02日

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