「ただ一人」生きる思想 ――ヨーロッパ思想の源流から

「ただ一人」生きる思想 ――ヨーロッパ思想の源流から

715円 (税込)

3pt

4.3

「個で生きる」というと、すぐにヨーロッパ近代の個人主義が連想される。しかし、そもそも「個人主義」という考えは、どんな発想のもとに作り上げられてきたのだろうか。本書では、ヨーロッパ個人主義の源流を、古代ギリシアと、キリスト教、そして、中世スコラ哲学の内に再発見し、その思想の底にあるものを洗い出すことによって、そこから現代日本人が、この不安な社会の中で生きていくためのヒントを探り出す。「孤立」を恐れることなく、また、そこに逃げ込むこともなく、しかも、「ただ一人でも生きられる精神」の可能性を問う一冊。

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「ただ一人」生きる思想 ――ヨーロッパ思想の源流から のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「ただ一人」生きる思想
    (和書)2012年08月27日 22:02
    2004 筑摩書房 八木 雄二


    ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの個別化原理について書かれているのですが、かなり良い内容です。この本は一読の価値ありなので皆さん読んでみてください。

    何回か読まなければ頭には定着しないだろうとおも

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

     個人主義といえば、今日では利己主義的個人主義のことを指す場合が多い。しかし、その起源において、個人主義とは社会から排除された人間、あるいはその時代の社会共同体とどうしても適応できなかった者がそれでも人間らしく生きるためにはどうすればよいのか?という熾烈な、切実な問題から形成されていったものであった

    0
    2012年06月22日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    「個で生きる」というと、すぐにヨーロッパ近代の個人主義が連想される。
    しかし、そもそも「個人主義」という考えは、どんな発想のもとに作り上げられてきたのだろうか。
    本書では、ヨーロッパ個人主義の源流を、古代ギリシアと、キリスト教、そして、中世スコラ哲学の内に再発見し、その思想の底にあるも

    0
    2014年10月27日

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