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老親が亡くなったり、施設に入ったりしたあとに浮かびあがる大問題。それは「親の家を片づける」こと。モノが捨てられない世代の親たちがそれまでの人生で溜めこんだ、膨大な荷物をなんとかすること。ある日突然にふりかかり、親の家が自宅から遠く離れている場合も。いつから、どこから、どうやって始めたらいいのか……いざ始めてみても、捨てられないが保管場所がない、どう処分していいかわからない、自分だけでは判断がつかないものなど、いろいろなものが出てくる。何年も堂々巡りをする人も。けっして他人事ではない、現代のやっかいな大問題に立ち向かった人の実例をもとに「親の家を片づける」ために必要なことをじっくり解き明かした。
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Posted by ブクログ
ある日突然、膨大な老親の荷物や家の整理と処分があなたの身に降りかかってきたら、どうしますか?・・という文章がタイトルに沿って並んでいるこの本の内容は、まさに降りかかるという表現どおりに否応なく、その老親の子供である私たちの年代の役割として課せられた社会現象なのだろうと思いました。
この本にはタイトルどおりに、残された親の家の膨大な物の整理と処分、さらに片親の介護問題や兄弟や親せきとの確執等など切実な体験をした15人の人々の例が時には写真も添えられてまとめられており、現実に迫ってきます。高度成長期に家庭を築いてきた親の年代である70~80歳代の方たちは、大量消費社会の恩恵を受けた、もったいない文化、何でもとっておく性質の方々。さらにこの年代に現れ始める認知症状の出現が輪をかけてことをやっかいにする・・
勿論自分の親ももれなくその年代の範疇にありますから、この本に載っていることは例外ではないのが恐ろしい・・老親の家もそうであるように、ものは放っておくと増えるもの。終活という言葉が流行る昨今ですが、これはさらに自分の子どもたちにもたらすこと。これからは後始末も考えながら、自分の身の周りも処さねば・・と考えるに至った次第です。
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