13th Note (10) Stage Fright  (舞台恐怖症)

13th Note (10) Stage Fright  (舞台恐怖症)

220円 (税込)

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「僕がアメリカに来て一番よかったなと思うのは、ジャズの基本であるリズムに生で触れられることだ。クリスはジャズというよりももっとR&Bタイプを目指している。彼ら黒人の書く曲には全てブルースの感覚がある。元は教会から派生しているこの情熱と心の叫びがそのまま音符になったような音楽は、アフロアメリカン独特のものだ。
ふと自分には何があるだろうと思って考えたら、「盆踊り」であることに気がついた。日本人である僕は1、2、3、4という1小節のアクセントを1と3で捉える。彼らは2と4で感じるわけだ」――本文より

47歳でNYの音楽大学に留学してから4年。大江千里はニュースクールの講堂にいた。そこは神戸のライブハウス、チキンジョージに似ていた。卒業に必須な「音楽ビジネス」カテゴリーで、【インターン】か【ステージプレゼンス】のどちらかをとらなければならない。千里は【ステージプレゼンス】を選ぶ。先生はダイアナ・ロスのツアーに長く参加したラタニャ。千里は誰を追いかけているの?――その答えを探すためにここに来たのかもしれない。【読了時間 約22分】
大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し愛犬ぴを連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズ、ブルーノート出演のほか、現在は米国内を中心に積極的なライブ活動を展開中。日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ全12冊は電子単行本『9th Note Complete』としても配信中。2015年2月14日には3rdアルバム発売決定!

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「13th Note」シリーズ のシリーズ作品

1~12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 13th Note (1) それは憂鬱などではなく…
    220円 (税込)
    「センリ―の日本での映像をYouTubeで観たんだけれど、大きなスタジアムのものが一番よかった」超絶テクニックのピアニスト、アーロン・ゴールドバーグは言った。48歳にして愛犬ぴとスタートさせたNYジャズ留学。年下の同級生たちの中で、スラングもわからず、ジャスができていないと言われ、それでも本当に歯を食いしばって基礎クラスを卒業することができた。3年目からは憧れのミュージシャンからプライベートレッスンを受けることができる。千里が選んだのはアーロン。ルームメイトのテップが卒業し、年齢が近かったJayは休学した。別れと出会いが交錯するセカンドシーズン。NYジャズ武者修行はつづく!【読了時間 約28分】
  • 13th Note (2) スモールワールドとモーニング息子。
    220円 (税込)
    ニュースクールを卒業しても、音楽だけで食べていける人の割合は3%以下だという。そんな厳しい現実の中、ジョーはすでにラテンビックバンドで活躍していた。ジョーが心臓疾患で倒れ、生死をさまよっていたとき、神様はこう言ったのだ。「君が生き返ったら、大好きな『モーニング娘。』の曲をジャズの仲間とやってみなさい」。そうして生まれたのがJ-Popビッグバンド「モーニング息子。」。そんなジョーに地下鉄で声をかけられた千里。ガーシュインホテルでのデビューコンサートを皮切りに、超クールな「息子。」は、「LOVEマシーン」を引っさげてNYでも評判のバンドになっていった。NYジャズ留学の後半戦はススム! 【読了時間 約33分】
  • 13th Note (3) ホームタウンと20ドル
    220円 (税込)
    日本で大変なことが起こっている――作曲&アレンジのクラスで発表する曲が出来上がってPCをオンにしたところ、友達からメールが届いた。2011年3月11日。あちこちの海岸を波が砕いていく。日本が壊れていく。いま書き終えたばかりの曲は「ホームタウン」。食い入るように画面を見つめる。大学へ行くとあちこちで声をかけられた。みんなが心配してくれている。そのころ、NYのレストランで少しずつ演奏活動を始めていた。学校へは行かず、チャリティコンサートを始めた。渡辺美里さんがNYへやってきて…。NYジャズ留学第2章は、「ジャズを学ぶ」人から「ジャズを演奏する」人の転換期になった【読了時間 約22分】
  • 13th Note (4) サンドイッチとビバップ
    220円 (税込)
    デリでサンドイッチを頼むとき、アメリカ人は徹底的にカスタマイズする。パンはホットドッグ、トマトスライスは2枚、オニオンとピクルスは抜いて、ケチャップなしでマヨネーズを少々。それは大学のカリキュラムについても同じ。ジーンペルラ、デイヴグラッサー、バリーハリス、裕太。NYのジャズ大学で上級生になった千里(50)に新しい出会いが訪れる。第4弾はビバップ・ストーリー!【読了時間 約30分】 「NYに来たばかりの頃、近所の和食屋さんでバリーハリス(ビバップの巨匠)に遭遇しているのだ。僕が必死にその日に勉強したノートを広げて復習をしていたら、隣に座った氏が 『きみはジャズを学んでいるの? 先生は誰なの?』 って聞いてきた。すぐにその人が誰かは僕にもわかったので緊張しながら、 『ニュースクールでまだ基礎クラスをやっているのです』 とだけ返したら、 『そう。あそこはジャズしか教えないいい学校だ。ジュニアマンスとか本物のミュージシャンが教えている。やめなさんなよ。続けなさいよ。ビバップは楽しいよ。今度暇があったら家にも習いに来なさい。じゃあ、頑張って』 僕はもう全身がカチカチになり直立不動で『ありがとうございます!』とその場をあとにした」――本文より。 大江千里■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し愛犬と共にNYへ。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った『9 th Note』12冊、日本家屋体験エッセイ『僕の家』4冊を配信中。
  • 13th Note (5) ハイジの国から来た男。
    220円 (税込)
    ハネスに出会ったのは、アートブレイキー・アンサンブルのオーディションの教室だった。ハイジの国から来たこの男は、ベース担当、人懐こくて、プロデュース能力に長けていた。スイスではビックバンドの指揮もしていたという。ハネスがベース、ミチがバイオリン、そして僕がピアニカでトリオを組むことになった。初夏のある日曜日、ハウストンストリートの教会の前で僕らは路上デビューする。   ※ 第1回目は、ほぼ30分を3回やった。初回にしては上出来だろう。 「イパネマの娘」「ニューヨーク ニューヨーク」「星影のステラ」など。 左右の店の人たちに感謝の挨拶をしてから楽器を片し、ハウストンストリートを少し西に行ったところのカフェに入る。 「ケースに入ったお金いくらだった?」 「1人、20ドルぐらいかな」 「おお、悪くないじゃん」 「全然、悪くない」――本文より。   ※ オーディションには落ちたものの、新しい出会いがいくつもあった。50歳の音大生・大江千里。青春と呼ぶに等しい時間の中でNYジャズ留学第5弾は路上ライブ中継です【読了時間 約30分】 大江千里■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し愛犬と共にNYへ。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った『9th Note』12冊、日本家屋体験エッセイ『僕の家』4冊を配信中。
  • 13th Note (6) 6つの種から始まった
    220円 (税込)
    全身から鳥肌が立った。 時々目と目を合わせて呼吸を確認する。 演奏を通じて学校での短い会話の何百倍ものコミュニケーションをしていると思った。 音を通じてお互いまだ知らないそれぞれの音楽や人生や家族の話をしているかのような 楽しいやり取り。スティーブも頬を紅潮させて汗びっしょりだった。(本文より) 東北で大きな地震があった年の夏、 「NYのみんなが元気になれるような夏祭りを企画してもらえないか?」 と富ジャズから提案があった。 日本にいた頃、夏祭りのようなコンサートをやっていた時期がある。 「納涼千里天国」だ。 話を聞いた時、「納涼」をNYの富ジャズに置き換えてやってみると面白いかもしれない と思った。期間は6日間。タイトルを「6 Seeds (6つの種)」にし、 6人のゲストとセッションして作る6つのストーリー。 蒔いた種からやがて芽が出る日が来るかもしれないし、来ないかもしれない。 ちょうどその頃知り合ったスティーブミルハウス(ベース)とのデュオを基本に、 人選に取りかかる――NYジャズ武者修行はまだまだ続く。【読了時間 約25分】 大江千里・おおえせんり 1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフンド♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った『9th Note』全12冊、日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊を配信中。
  • 13th Note (7) リユニオン、大陸横断決行!
    220円 (税込)
    車での大陸横断を思い付いたのは、8月のどこかでロスに滞在して、 ウェザーリポートのドラマーだったピーター・アースキン氏にレッスンを受けることになっていたからだ。 彼の地に3週間ほど滞在するので生活するには足が居る。 ならばNYから直接車で行っちゃおうというふうに決心した。 ネットで検索すると不眠不休なら数日で着く。8月1日に出れば5日中には着くだろう。もう少し睡眠をとれば6日当日ぎりぎりになるかもしれない。まあなんとかなる。 同乗者は相棒ぴ。4つの夜と5つの昼、これを目標にまずは思いのまま走り出してみよう――本文より。 LAで再会(リユニオン)するのは、長年の友人Yukiさんだった。 40年近くハリウッドに住み、映画の世界で記事を書いている。 そしてもう一人は、くにえさん。 三人は共に笑い、いろんなことを分かち合い、時間を共有した。 どこまでも続く畑畑畑。今回はたっぷりの大陸横断写真とともにお送りします。 BGMはケニー・ロジャーズ。【読了時間 約28分】 大江千里・おおえせんり 1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフンド♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバル、ブルーノート出演のほか、現在は米国内を中心に積極的なライブ活動を展開中。日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ全12冊は電子単行本『9th Note Complete』としても配信中。
  • 13th Note (8) 帰り道はいつも寄り道。大陸横断・後編
    220円 (税込)
    「きみはそれが出来るのになぜジャズをやろうとしたの? しかも今回はピアノではなくてなぜドラムを? ドラマーになりたいの?」 自己紹介のかわりに「塩屋」をピアノで弾き語りした僕を、ピーターは眼を丸くして子どものような目で見つめた。 「ジャズの、リズム感を、養うには、自分が実際に、ドラムを叩いてみることが、大事だと思ったから、です」 ピーター・アースキンのドラムレッスン。この夏、僕は何かをやり遂げたかったのだと思う。練習の合間には、ウェザーリポート時代のレアな音源を聞かせてくれた。途中でベースとボーカルの音が同時に聞こえてきて、そのグルーブ感がとてつもなかった。ジャコパストリアスだった。 ロスでの濃密な時間はあっという間に過ぎる。再び過酷なロードレースが始まった。昼間は「死の砂漠」を体験し、その数時間後には「凍える恐怖」に震える。新学期は約1週間後。行きは爆走したので帰りは寄り道をして行こうと思ったのだが……。 著者自身が撮ったスナップ46点を掲載。「13 th Note」シリーズ第8弾は大陸横断・後編です。【読了時間 約25分】 大江千里・おおえせんり 1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフンド♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバル、ブルーノート出演のほか、現在は米国内を中心に積極的なライブ活動を展開中。日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ全12冊は電子単行本『9th Note Complete』としても配信中。
  • 13th Note (9) 詩人たちの黄昏
    220円 (税込)
    「僕は今までの人生でこんなに握手だけで物を語りたがる人に会ったことがない。 それは詩と言うよりはむしろ自叙伝の域に達していると思う。 だが、不思議とそれが嫌じゃないと思った。こういう人に会うのを長年待っていたとも思った。年齢も国も職種も違う2人が詩というキーワードで大学のクラスの中で出会ったのだ」――本文より。 NYのジャズ大学ニュースクールに留学して2年。 学生課のダンのすすめもあって、提携するアート大学との共通カリキュラム【音楽という言葉】をとってみる。 学期中に12編の詩を書き、みなでディベートするらしい。 そこで出会ったのがバナード。70歳は優に超え、「詩人の会」を主催。参加者をハンティングしている。 バナードはさらに千里が参加していたビッグバンド「モーニング息子。」のライブでMCをやってくれたのだが…。 ギンズバーグ、バロウズ、ディキンソン、フランクオハラ、ドナマシーニ、リチャードヒューゴ、パブロネルーダ。 ビートニクのアメリカ詩人やチリの詩人たち。さらに千里の英語「詩」も登場!【読了時間 約36分】 大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフンド♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバル、ブルーノート出演のほか、現在は米国内を中心に積極的なライブ活動を展開中。日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ全12冊は電子単行本『9th Note Complete』としても配信中。
  • 13th Note (10) Stage Fright  (舞台恐怖症)
    220円 (税込)
    「僕がアメリカに来て一番よかったなと思うのは、ジャズの基本であるリズムに生で触れられることだ。クリスはジャズというよりももっとR&Bタイプを目指している。彼ら黒人の書く曲には全てブルースの感覚がある。元は教会から派生しているこの情熱と心の叫びがそのまま音符になったような音楽は、アフロアメリカン独特のものだ。 ふと自分には何があるだろうと思って考えたら、「盆踊り」であることに気がついた。日本人である僕は1、2、3、4という1小節のアクセントを1と3で捉える。彼らは2と4で感じるわけだ」――本文より 47歳でNYの音楽大学に留学してから4年。大江千里はニュースクールの講堂にいた。そこは神戸のライブハウス、チキンジョージに似ていた。卒業に必須な「音楽ビジネス」カテゴリーで、【インターン】か【ステージプレゼンス】のどちらかをとらなければならない。千里は【ステージプレゼンス】を選ぶ。先生はダイアナ・ロスのツアーに長く参加したラタニャ。千里は誰を追いかけているの?――その答えを探すためにここに来たのかもしれない。【読了時間 約22分】 大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し愛犬ぴを連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズ、ブルーノート出演のほか、現在は米国内を中心に積極的なライブ活動を展開中。日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ全12冊は電子単行本『9th Note Complete』としても配信中。2015年2月14日には3rdアルバム発売決定!
  • 13th Note (11) 未来を箇条書きにしてみると
    220円 (税込)
    「本当に今だから言うけれど、あなたはおそらくダメだと思ったの」  ジュリア先生が口火を切った。 「とにかく出来上がっちゃってたから。ポップスをやるときの癖っていうのかな、それが全て支配していて、これを壊すのは大変だろうなと思ったの。でも今はそのときのことを笑い話にできる」(本文より) アメリカに来て4回目の冬。大江千里はニュースクール大学ジャズ科の卒業を1学期延ばし、その間にやることを箇条書きにしてみた。オリジナルジャズを作る。NYでバンドを組みライブをやる。レーベルを立ち上げる。ビザを申請する。まずは、ビザだ。F1ビザ(学生ビザ)、OPT、アーティストビザ、グリーンカード。すべてに可能性を賭けて、弁護士のピーターを訪ねた。卒業直前、緊迫の第11弾!【読了時間 約22分】 大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し愛犬ぴを連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズ、ブルーノート出演のほか、現在は米国を中心に積極的なライブを展開中。日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズは電子単行本『9th Note Complete』としても配信中。2015年2月14日には3rdアルバム『Collective Scribble』発売決定!
  • 13th Note (12) 宿題引き受け株式会社
    220円 (税込)
    僕は頑に会社にこだわっている。その執着に自分でも唖然とする。僕は会社を作りたいのだ、そう思うしかなかった。シンプルな明確な気持ち。僕はそれをやりたいのだ。 (本文より) ビザの次はレーベルを立ち上げるために、別の弁護士を訪ねる。なぜ、NYへ? なぜジャズを? そう訊かれるたびに自問自答してきた。その答えがやっとわかったような気がする。ジャズを必死に学びながらも感じていた違和感。新しいジャズのオリジナルを作る。そのためにここにいる。ぴがいる。そして、仲間がいる。 「千里。俺は知っている。おまえは最初何も出来なかった。オリエンテーションの日。そしてあれから徐々にジャズが出来るようになったのも覚えている」 卒業リサイタルの後、学校で一番厳しく口の悪い教授が肩を抱きしめてくれた。 ニューアークにぴと降り立ってから4年半。47歳で留学を決意してからの日々は雪や雨の日と同じくらい晴れた日もあった。でも。ニューヨークに来てよかった。ジャズの道は始まったばかり。感動のニュースクール卒業式へ。【読了時間 約30分】 大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し愛犬ぴを連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズ、ブルーノート出演のほか、現在は米国内を中心に積極的なライブ活動を展開中。日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊、NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ全12冊配信中。2015年2月3rdアルバム発売、4月単行本発売、5月ライブ決定!

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