ラーマーヤナ(上)

ラーマーヤナ(上)

小説・文芸
550円 (税込)

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「マハーバーラタ」と並ぶインドの誇る古典叙事詩にしてアジア人の心のふるさと、英雄ラーマの歌物語。原書の詩を散文に変え、読みやすくした童話風読み物。悪魔ラーバナを倒すため、神々が約束を交わして人間と猿の姿に降誕する。(下巻に続く)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    第三文明社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    レグルス文庫
  • タイトル
    :
    ラーマーヤナ
  • タイトルID
    :
    254262
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年03月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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ラーマーヤナ の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ラーマーヤナ(上)
    550円 (税込)
    「マハーバーラタ」と並ぶインドの誇る古典叙事詩にしてアジア人の心のふるさと、英雄ラーマの歌物語。原書の詩を散文に変え、読みやすくした童話風読み物。悪魔ラーバナを倒すため、神々が約束を交わして人間と猿の姿に降誕する。(下巻に続く)
  • ラーマーヤナ(下)
    550円 (税込)
    インド伝説の英雄ラーマの古典歌物語、下巻。アジア全域に広がったこの物語は、「西遊記」など各国の芸術・文化に影響を与え、貴重な遺産となった。ついに猿の大軍が、捕らわれたシータ妃を救うため、悪魔の都に総攻撃を開始する。

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ラーマーヤナ(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    495

    インド伝説の英雄ラーマを主人公とする歌物語。インドの二大古典叙事詩のひとつ「ラーマーヤナ」はインドの誇る世界文学の一つであり、アジア人の心のふるさとともいえます。「一の巻」から「四の巻」までの17話を上巻に収めています。


    ラーマが 結婚 してから 一年 ばかりたったころ、ダサラタ 王 は 政事 から 身 をひく 決心 をしました。  ──インドの 聖典 が 命じているとおりに、 浮世 からはなれ、 余生 をささげて 神 につかえたいとお 考えになったのです。インドの 男 の 一生 は、まず 二十歳 までは 学問 にはげみ、それから 二十 五 年 は 家族 をやしない 育て、その後 の 余生 は 聖者 や 学者 の 仲間 にはいって、 神 の 道 をおさめることになっていました。

     そこでしかたがない、むすこどころか、むすこをころしたわたくしが 話しかけた。カウサルヤー、そのときの 有様 が、いまこの 場 でありありとみえるのだ。わたくしはそのむすこのめくらの 両親 に、いたましいできごとをうちあけた。わたくしが 話してしまうと、 両親 は 目 がみえないので、むすこの 亡骸 を 手 でさぐっていた。   大 ごえでなげき 悲しんでいたが、いきなり 父親 がわたくしに 呪いをかけた。 神 の 名 によって 呪いをかけたのです。  ──おまえもいつかは、 自分 のしたとおりのことを 仕返しされるだろう。おまえもきっと 自分 のむすこをうしない、そのため 苦しんで 死ぬことになるのだ!  カウサルヤー、どうかだまってきいておくれ。その 呪いがとうとうやってきたのだ。いまわたくしは 死 の 国 へいくところです。ああ、さっきから 目 にみえぬどこかで、わたくしをよんでいるのがきこえる……」  こういったかと 思うと、 国王 は 気 をうしない、カウサルヤー 妃 の 足もとにたおれて、 亡くなってしまいました。

    よい 行 ないであっても、 悪い 行 ないであっても、 人 が 天国 へいって 魂 がやすらかになるまでは、まといついてはなれません。 人 は 乞食 であろうが、 王さまであろうが、 自分 がひとたびしてしまったことをかえることはできないのです。

    毎朝、ラーマとラクシマナは 狩りにでかけました。 聖者 のアトリはじっとおしだまって 日の出 から 日 の 暮れまで 一日 じゅう 神 にお祈りをしていました。ふたりの 王子 が 目 にするあたらしいものをあれこれしらべているあいだに、 聖者 はその 反対 に 目 にみえないことがらをするどくみとおしていました。

     ある 日 のこと、ふたりが 河 の 岸 べにすわっていると、アナスヤーがシータにたずねました。  「おうつくしい 王女 さま、どうしてシータなどという 地味 なお 名前 をつけられたのでございましょう?── すき の 先 から 生まれたという 意味 ではございませんか。つまり 地面 からはえたという 意味 なのでございましょう?」  シータはそれにこたえていいました。  「わたくしの 父 のジャナカ 王 はひとりもこどもがありませんでした。それである 日、こどもをさずけてくださるように 神さまにお祈りしました。たいそう 熱心 にお祈りしたので、 神さまも 父 の 願いをおききとどけになったのでしょう。その 夜、 父 はいい 夢 をみました。 夢 のなかで 土 をたがやせ、とお告げがあったのでございます。ラーマーヤナ(上) (レグルス文庫)
    by 河田清史
    ラーマが 結婚 してから 一年 ばかりたったころ、ダサラタ 王 は 政事 から 身 をひく 決心 をしました。  ──インドの 聖典 が 命じているとおりに、 浮世 からはなれ、 余生 をささげて 神 につかえたいとお 考えになったのです。インドの 男 の 一生 は、まず 二十歳 までは 学問 にはげみ、それから 二十 五 年 は 家族 をやしない 育て、その後 の 余生 は 聖者 や 学者 の 仲間 にはいって、 神 の 道 をおさめることになっていました。

     そこでしかたがない、むすこどころか、むすこをころしたわたくしが 話しかけた。カウサルヤー、そのときの 有様 が、いまこの 場 でありありとみえるのだ。わたくしはそのむすこのめくらの 両親 に、いたましいできごとをうちあけた。わたくしが 話してしまうと、 両親 は 目 がみえないので、むすこの 亡骸 を 手 でさぐっていた。   大 ごえでなげき 悲しんでいたが、いきなり 父親 がわたくしに 呪いをかけた。 神 の 名 によって 呪いをかけたのです。  ──おまえもいつかは、 自分 のしたとおりのことを 仕返しされるだろう。おまえもきっと 自分 のむすこをうしない、そのため 苦しんで 死ぬことになるのだ!  カウサルヤー、どうかだまってきいておくれ。その 呪いがとうとうやってきたのだ。いまわたくしは 死 の 国 へいくところです。ああ、さっきから 目 にみえぬどこかで、わたくしをよんでいるのがきこえる……」  こういったかと 思うと、 国王 は 気 をうしない、カウサルヤー 妃 の 足もとにたおれて、 亡くなってしまいました。

    よい 行 ないであっても、 悪い 行 ないであっても、 人 が 天国 へいって 魂 がやすらかになるまでは、まといついてはなれません。 人 は 乞食 であろうが、 王さまであろうが、 自分 がひとたびしてしまったことをかえることはできないのです。

    毎朝、ラーマとラクシマナは 狩りにでかけました。 聖者 のアトリはじっとおしだまって 日の出 から 日 の 暮れまで 一日 じゅう 神 にお祈りをしていました。ふたりの 王子 が 目 にするあたらしいものをあれこれしらべているあいだに、 聖者 はその 反対 に 目 にみえないことがらをするどくみとおしていました。

     ある 日 のこと、ふたりが 河 の 岸 べにすわっていると、アナスヤーがシータにたずねました。  「おうつくしい 王女 さま、どうしてシータなどという 地味 なお 名前 をつけられたのでございましょう?── すき の 先 から 生まれたという 意味 ではございませんか。つまり 地面 からはえたという 意味 なのでございましょう?」  シータはそれにこたえていいました。  「わたくしの 父 のジャナカ 王 はひとりもこどもがありませんでした。それである 日、こどもをさずけてくださるように 神さまにお祈りしました。たいそう 熱心 にお祈りしたので、 神さまも 父 の 願いをおききとどけになったのでしょう。その 夜、 父 はいい 夢 をみました。 夢 のなかで 土 をたがやせ、とお告げがあったのでございます。

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    RRRを観て気になっていたら知り合いが、この本が読みやすいよ、と。
    小中学生でも読めるような、童話っぽい感じですごく読みやすかったです!

    上巻はシータがさらわれるところまで。
    古事記や聖書もそうだけれど、創世記のようなお話は現実とファンタジーが混ぜこぜになっていて面白い。

    神様と人や猿などの動物は別物なんだけど、接点があって近しい感じ。
    ところどころ映画で観たシーンや聞いた名前があり、おお!っとなりながら、下巻へ。

    0
    2023年05月10日

    Posted by ブクログ

    RRRの元となった作品として気になって読んだ。非常に読みやすい文体で楽しく物語を読むことができた。
    物語として面白いだけでなく、人間はどうあるべきかという道徳的な側面もあり、学びになった。

    0
    2023年04月30日

    Posted by ブクログ

    内容がシンプルだが、物語の原点なんだろうなと思わせてくれる書籍。
    口頭伝承で伝わっていたというのだから、当時の誰もが好んでいた作品であることも納得である。

    0
    2021年03月16日

    Posted by ブクログ

    ヴィシュヌ神の顕現ラーマがその片割れでもあるシータをラーバナから救い出すシンプルなお話。叙事詩をわかりやすく物語にしてくれる系のこの手の少年文庫は実は多くは大人が読んでいるのではないかと想像。普通に楽しめた。シータ視点の語り直しや、ラーバナ視点の語り直しも近年出版されているらしい。いろんな視点で読んでみたい。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    インドの歌物語。
    ラーマーヤマをつくった詩人のバールミキは盗賊ラトナーカル。聖者と出会い、黙想によりラーマを見た。

    悪魔のラーバナがランカ(セイロン島)の神々を苦しめている。神々は至上の神ビシヌに救いを求めた。ラーバナを倒す為、ビシヌは人間ラーマに、神々は猿に生まれ変わる。

    ラーマは王子。4人兄弟の長男。王女シータと結婚。ラーマとシータは生まれ変わりによって、2人に別れた存在。
    ラーマは、王国を継ぐところに、兄弟の母の策略でジャングルに追放される。シータ妃と弟ラクシマナ王子はラーマに付いて行く。

    森で魔王ラーバナの妹スルパナカーが、ラーマを慕ったが、撃退される。
    怒った魔王ラーバナは、シータをランカへ誘拐する。

    ラーマは、弟ラクシマナとシータを追い、賢い猿達に会う。
    猿王スグリーバを助けた見返りに、シータ救出を猿の軍勢に手伝ってもらう。

    風の神の生まれ変わりハニュマーンは、シータの居場所を突き止めるべく海へ向かった。

    0
    2013年09月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    インドの神話はあまり詳しくないので読んでいて、楽しい。悪魔に支配されたからって転生するってなかなか手間が…。話の展開は面白い。

    0
    2025年10月17日

ラーマーヤナ(上) の詳細情報

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  • 出版社
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    第三文明社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    レグルス文庫
  • タイトル
    :
    ラーマーヤナ
  • タイトルID
    :
    254262
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年03月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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