火の山 山猿記(上)

火の山 山猿記(上)

942円 (税込)

4pt

4.0

火の山――とは富士山のこと。その富士山に寄り添いながら生きた有森家の変遷史。誕生と死、愛と結婚の型。戦中戦後を生きた人たちを描きながら、日本の近代を見つめ直した傑作長編小説。第51回野間文芸賞、第34回谷崎潤一郎賞受賞作。平成18年4月から放送のNHK連続テレビ小説『純情きらり』の原案。(講談社文庫)

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火の山 山猿記 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 火の山 山猿記(上)
    942円 (税込)
    火の山――とは富士山のこと。その富士山に寄り添いながら生きた有森家の変遷史。誕生と死、愛と結婚の型。戦中戦後を生きた人たちを描きながら、日本の近代を見つめ直した傑作長編小説。第51回野間文芸賞、第34回谷崎潤一郎賞受賞作。平成18年4月から放送のNHK連続テレビ小説『純情きらり』の原案。(講談社文庫)
  • 火の山 山猿記(下)
    880円 (税込)
    死ぬ時に、ああ、私にはもっと別の人生があった筈なのに、と自分の生涯を後悔しなければならない程不幸な事があるだろうか、と今まで私は思い続け、それで死ぬのも怖れ続けていた。でもこうした後悔は随分傲慢な思いなのかもしれない。――始まりがあれば、終りがある。死とはそうしたもの。――<本文より>(講談社文庫)

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火の山 山猿記(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上下巻にに分かれておりかなり長いですが、
    その長さを感じないほど深く入り込んで読める作品でした。

    とある一家の物語をこれほど見事に描ききっている作品は
    そんなに多くはないのではないでしょうか。

    貴重な一作だと思います。

    0
    2010年07月25日

    Posted by ブクログ


    大江健三郎や『楡家の人びと』を彷彿とさせる圧倒的創造(想像)力のクロニクル系大長編。
    有森家の1人が、連綿と続く有森家の歴史・家族の事件を綴った手記を、更にその子供たちが読み進めていくという内容。
    現代の会話ではどうやら誰が生き誰が亡くなっているか窺い知れるが、手記は著者の幼少期から丁寧に進んでい

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    太くて読みにくいかと思ったが、実は読みやすく、どんどん読み進めることが出来た。登場人物をひとりひとり丁寧に描いており、有森家を身近に感じることが出来た。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    甲府でそだち、富士山に親しむ少年時代を送った有森勇太郎は、長じてアメリカにわたり、娘の牧子をさずかります。牧子はフランスに移住しますが、彼女の息子のパトリス・勇平のもとに、牧子のいとこである杉由紀子からの手紙がとどけられます。由紀子は、勇太郎の記した長大な「記録」を託されており、勇平は彼女たちの協力

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アメリカで生まれフランスで暮らす娘に、先祖代々甲府で生きてきた一族の歴史を父が書き残した記録―を、いとこが預かって、数十年後にようやく送り届けるという態の小説。

    長年アメリカで暮らしながら根っこの部分で日本人が抜けない父親が、日本語を読めない娘に日本語で記録を残すので、間に何人か人が入って日本語を

    0
    2021年02月04日

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