「ゆっくりでいいよ、わたしはいつも花の味方だよ」――16歳の花は高校になじめず、しばらく休学中。そんなある日、母方のおばあちゃんのゆり(70歳)から、むかし住んでいた、つつじが丘の団地に誘われ.....それを機にふたりは、高田馬場、豊洲、調布など、団地をめぐることに。お寿司、蕎麦、カレー、ケーキなどおいしいご飯&スイーツを食べ歩き、ふたりの時間を楽しむ。花&ゆりの年の差コンビが、お互いを思いやりながら、ちいさな幸せをみつけていく。人生が愛おしくなる団地小説。(著者インタビュー・青木千恵 解脱・照井啓太)