リベラル疲れ 農村自治会長、分断解消に挑む

リベラル疲れ 農村自治会長、分断解消に挑む

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

4.7

一貫してリベラルの立場で執筆を続けてきた著者は、なぜ「リベラル」に疲れてしまったのか。
農村の自治会長を務めて従来とは違う「保守」のあり方を知った著者は、
思想信条ゆえに交流が途絶えていた旧友たちとの対話再開を試みる。
なぜ日本人は他者の話に耳を傾けることができなくなってしまったのか。
様々な反響を引き起こした『ネット右翼になった父』の続編として、分断を憎み、新たなリベラルの形を模索する著者の内省と実践の記録。



【目次】
第一章 農村自治会長として、保守を知る
第二章 ネット右翼との対話再開
第三章 リベラルの言い分
第四章 思考を停止するリベラル
第五章 対話の可能性はあるのか
終 章 分断と喪失を避けるために

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リベラル疲れ 農村自治会長、分断解消に挑む のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お知らせします
    わいの中で今年の(発表は来年)の新書大賞が決定しました

    鈴木大介さん著『リベラル疲れ』です

    おめでとうございます
    ありがとうございます

    共感と納得の温帯低気圧です(素直に嵐でええやろ!)

    最近わいは元リベラルを自称しておるわけですが、そうなった原因を自問してみるとまさにこの「リベラル疲れ」があったように思う

    極端な言説、尽きることのない”怒り”により対話を不可能にしてしまう左派の姿勢に「疲れた」からです

    だが一方で、あらためて自分の根っこはリベラルなんやな〜と再認識させられてしまいました
    ごめんよ竹田さん

    まぁいわゆる左派の中でも「反権力」というのがわいの所属部署なんだが、小さい頃から持っている「ルール」というものにたいする抑えきれない抵抗感があって、なんでお前らが勝手に決めた「ルール」に従わにゃならんのや!
    さらに言えば、従ったところで、戦争や貧困や差別は無くならんやろが!という思いがあったからなんですな
    *ちなみに例えば殺人を肯定するのか!なんて意見についてはは「ルール」以前に「人して…」なので齟齬はない

    だが大人になるにつれて、社会の中で「ルール」に従わない人たちから受ける直接的な被害「迷惑」に辟易するとともにちょっとずつ考えが変わってきたわけです

    例えば、小さなことやけどゴミ出しの「ルール」を守らない人のために後片付けをするとかな
    ちゃんと網の中入れろや!カラス来んねん!(# ゚Д゚)

    よしもうがんがんに話逸れてるな
    このまま行くとリベラル=燃えるごみに使用済みのおむつを出す人になってしまうな

    軌道修正

    この本は何ために書かれたか?何が書かれているか?というとね
    分断を回避するためのリベラル側からのアプローチなんよ(鈴木大介さんはバリバリのリベラル)

    筆者は「分断」の「分」は価値観の多様性であり、守られるべき思想の自由だが、「断」は対話や人間関係の喪失であり、それは人生の質の喪失と定義していて、「分」を認めつつ「断」を回避することは可能である
    少なくとも「半径5メートル」の近しい関係においては可能であり、必要なことだとまとめる

    方法論や考え方についてはぜひとも本書を一読願いたい

    0
    2026年10月29日

    Posted by ブクログ

    かつて、父のネトウヨ的発言が原因で、死期の迫った父を精神的に拒否し、後に後悔した著者(ネット右翼になった父』に詳述)が、これもまたネトウヨ的発言を理由に関係が途絶えた旧友と連絡をとり、彼らの言葉の背景に耳を傾ける。その中で著者が感じた「断絶を生んでいるのはリベラルの側ではないか」という問題提起は、社会の中の断絶が深まる中で重要。

    0
    2026年10月24日

    Posted by ブクログ

    著者はもともとは左派に対するイメージ通りの人だった
    しかし、自分が当事者になること、対話を通じて考えをあらためていく

    左派に染まりきった人には言葉は届かないだろうけど、本当に何が良いのかを考えたい人にはよい本だと思う

    左派から見た右派は右派でない人すらも右派扱いにする
    左派以外はまともではないという考え

    右派は右派でない人は必ずしも左派扱いしない
    いろんな人がいるという考え

    僕もこの中で出てくる中高の部活の先輩と同じ考え

    日本は教育に失敗してきたと思う

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    ”ネトウヨ父”新書の続編ってことで、それは読まないとと思い、書店で見かけたままに即効ゲット。あと、自分の中でもこのタイトルを首肯する部分があり、そのモヤモヤ感が溶けるかもっていう期待も持ちつつ。思想の違いを感じてしまい、勝手に距離を取ってしまっているというのに、個人的にもかなり心当たりがあり、そこを打開する一歩にもなるかな、と。本書では実際にその再開の模様が、複数開陳されている訳だけど、やっぱり、実際に会って話せばきっとなんの問題もないんだろうな~、って感じ。顔の見えない第三者が相手だとなおさら、舌鋒も鋭くなっちゃうわな~、ってのも心当たりアリまくり。そして、左右の派を問わず極論は疲れる、ってのも深く納得。あと、自分が特に反発を覚えやすい事項について自覚的であれ、ってのもその通り。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    自分をこれまでより俯瞰で見れるようになる
    序盤は、エッ、鈴木さん…と思ったが
    そんなのは計算されたら構成に過ぎず一気読み
    具体例を示されるとなるほどな、理解できるわ
    と傾く疑似追体験をしながらも、そこで前著での体験を踏まえて前に進もうと決める姿は
    頼もしく感じた。そして何より怒れるリベラル
    という言葉に思い浮かぶこと思い浮かぶこと
    結局読み始める前に想像してた感覚とは違ったが、腑に落ちる度でいったらかなりのレベル
    いやー、本当に読んで良かったと素直に思える

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    自称リベラルとしてなかなか重たい気分になりながら読んだ。怒りや正しさが不要とは思わないが四六時中怒ってていいってことじゃないし、こと「対話」を目的とするのなら伝えるべきは正しさ/正しくなさではない。
    思考をショートカットして先回りしてしまうのは本当に良くない癖。自分の発火点を知っておくべきというのはなるほど確かに。

    0
    2026年10月19日

    Posted by ブクログ

    『リベラル疲れ』は、リベラルを自認してきた著者が、農村自治会で「保守」と出会い、ネット右翼になった友人や自らを批判する読者と話しながら、立場の異なる人との対話の可能性を探っていく本です。
    本書で著者が目指しているのは、「分断」が拡がるなかで、価値観の違いとしての「分」をなくすことではなく、対話や関係性の断絶としての「断」をどう減らすか、ということです。

    0
    2026年10月13日

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