越前宰相秀康

越前宰相秀康

825円 (税込)

4pt

4.3

家康が恐れたただ一人の息子――父・家康に疎まれ、秀吉の養子に出された秀康。関ヶ原の戦いの後に越前、福井藩の藩祖となり徳川幕府を支えた男の波乱に満ちた生涯。

家康を父に持つ於義丸は双子で生まれたため、忌避される。兄信康のとりなしで家康に息子として数年後に認知させた。しかし、秀吉の養子として徳川家を出され、豊臣秀康と名乗らされた。それも束の間、関東の名族結城家に養子に出され、父・家康の監視役とされる。家康が恐れた息子の短くも波乱の生涯を描く歴史巨編。

...続きを読む

越前宰相秀康 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月17日

    徳川家康の次男、結城秀康の物語。
    私の推し武将である。

    家康の長男・信康は母親の築山殿とともに、織田信長の命令で殺され(理由は、武田方と内通というのが定説)秀康は実質上の長男となったのだが、跡を継いだのはご存知の通り三男の秀忠だった。

    十一歳で豊臣秀吉の元へ養子という名の人質に取られ、秀吉に男児...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月24日

    ちょくちょく井伊直政の出番があるのが嬉しい。女性陣も丁寧に描かれていて好感が持てる。けどね、家康の9男義直を紀州徳川家祖とか、そこ間違えたらいかんだろ!

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月21日

    「愛されない息子」となってしまった秀康の悲劇的な生い立ち…やがて「なかなかの器量人」と声望が高まる中での嫉妬と“脅威論”…それでも尚、自分なりの理想を追う秀康と、お万を始めとする見守る人々…なかなかに好い物語だった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月30日

    家康の次男にして、英傑の誉れが高く、激流の中に身を置き翻弄されながらも、颯爽と生き抜いた秀康(名はそれぞれ秀吉の「秀」と家康の「康」からという天下人二人の名の合成)の一代記。
    小説の良し悪しのひとつは、如何に読者を、主人公に感情移入させられるかではなかろうか。
    主人公と共に悩み、ともに泣き、ともに怒...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月28日

    ずっと気になっていた。なぜ、三男の秀忠が将軍になり、次男の秀康はなれなかったのか。
    秀康の短くも太い人生。

    0

    Posted by ブクログ 2021年06月26日

    全体の4分の一ほど割いて秀康の母お万の方が家康の側室となり秀康を産むまでを描く。秀康が家康に嫌われるのは出生が双子だと言う設定。家康に子供として認められず早々に秀吉の人質に送り込まれる。しかし秀吉の死と共に秀康の状況も変わってゆく。弟達秀忠、忠吉などは家康から見てまだ一個師団を任せるには経験不足そこ...続きを読む

    0

越前宰相秀康 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

梓澤要 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す