万葉集

万葉集

小説・文芸
1,320円 (税込)

6pt

4.0

日本最古の歌集、全約4500首から厳選した350首が、現代語訳で蘇る! 土地や自然への思い、恋、親子の情、暮しを詠む万葉びとの言葉は現代人の胸に沁み、心を抉る。秀歌に触れたい人、歴史的・地理的背景を学びたい人、歌に秘められた習俗や信仰まで知りたい人、いずれもこれ一冊で堪能でき、原歌の味わいを生かした新訳を各歌に付された「鑑賞メモ」とともに読むことで作品理解が進む。「基礎知識」と文学地図、目的別索引つき!

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万葉集 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    万葉集をちゃんと読んだことがないと思って手に取った。万葉集のすべてが載っているわけではないが要点が網羅されていると思った。大伴家持はプレイボーイなのかと思わされるほど彼と彼の恋人の交わした相聞歌がたくさん載っている。編纂したのだから当然なのだが。 家持の春愁三首はめちゃくちゃいい。
    表現がストレートで現代語訳を読まなくてもだいたい意味が分かるものが多かった。万葉集は官能的と表現されることがあるが、確かにと思った。官能的な歌は平安時代のようなオブラートに包みこんだような繊細な表現とは一線を画すと思った。あと湿っぽくなくておおらかな感じ。太陽の下で性の悦びを高らかに歌ってる感じ。それにしてもこんなに諸説あるけどいろんな立場にあった人の多彩な歌を収めている万葉集はやはり得難い日本の宝だと思った。

    0
    2026年10月28日

    Posted by ブクログ

    『万葉集』のストレートで分かりやすい歌が好きだ。どうしても平安期になってくると、直接的な表現を敢えて避けたり、過去に詠まれた歌を踏まえていたりする。これが和歌の敷居を高くしている原因だと思う。ビギナーを歓迎しないコンテンツは廃れるしかない。

    さて、歌い上げによってそれぞれの個性が顕著だ。
    磐姫はメンヘラ。
    大伴旅人は酒豪。
    笠女郎は独創的。
    大伴坂上郎女はロマンチック。
    大伴家持はモテモテ。
    紀郎女は積極的。
    狭野弟上娘子は情念が青く燻る。

    字数に従っていない歌に関しては、しっくりこない心地悪さみたいなのを感じていたが、もともとが歌謡として歌われていたのだということで、納得したので、受け入れられるようになった。

    0
    2026年10月13日

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