落語評論はなぜ役に立たないのか

落語評論はなぜ役に立たないのか

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

3.7

「昭和の名人」の時代から現在の“落語ブーム”までの歴史を追い、落語の本質とエンターテインメントにおける評論の役割を考察。今最も勢いのある著者による落語愛溢れる一冊。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    落語評論はなぜ役に立たないのか
  • タイトルID
    :
    238195
  • 電子版発売日
    :
    2013年12月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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落語評論はなぜ役に立たないのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「BURRN!」編集長として音楽評論の世界に携わってきた著者が、落語評論家としてのみずからのアティチュードをまとめた一冊。

    ここで著者は、落語の本質を「同時代の観客の前で演者が語る芸能」としたうえで、評論家とは「ツウの客」「最も良い客」であろうとすることで「演者」と「客」の中間に位置する「媒介」として、客の側に語りかける者、いわば「水先案内人」のうような存在であるとする。それゆえ入門者に対しては、歴史でもあらすじでもなく、まず同時代の「誰を聴けばいいか」という情報を提供することこそが評論家の役割ということになる。そしてこうした立場から生まれたのが、著者の『この落語家を聴け!』(2008年、集英社文庫)である。ここでも、最後に特別付録として「『落語家』『この一席』私的ランキング2010」が収められており、本編と付録とで一応は(というのは、本人がこれは「落語ファンとしての2010年の総括であって「決して『お薦めの落語家』のガイドではない」とわざわざ断っているので)「理論と実践」のような構成がとられている。

    「なぜ知っている噺を何度聞いても面白いのか?」「『ネタバレ』で問題無し」「マクラの意味」など、落語初級者にとって興味をそそられる内容もすくなくない。

    0
    2013年10月30日

    Posted by ブクログ

    立川流を聴かない落語評論家がなぜダメか、という点が中心ではあるが……落語評論家の使命とは何かという点については共感。広瀬さんのおかげで素敵な落語家をたくさん知った自分としては。

    0
    2011年03月19日

    Posted by ブクログ

    著者が、私こそが落語評論家であると表明した一冊である。談志ではないので、そうとは直接は書いていない。一歩手前でとどまっているが、ほぼそう書いているのと同じである。

    今では著者の紹介に、落語評論家と自ら書いている広瀬氏だが、本書の発行された2011年の次点では、落語評論家とは書いていない。

    本書では落語評論家について論じ、結論として、「通の客が、落語界の魅力を客全般に対し発信することができる人間だけが必要とされる落語評論家である」としている。言わんとしていることは、まさに自分こそが、落語評論家と名乗るのにふさわしい存在であるということだ。

    たしかに、広瀬氏は落語評論家である。異論はない。ただ、落語評論家に対しての苦言は、具体的に誰に対して言っているのか書かれていないのが気になる。2008年以降、落語評論を語っている本は、談志を除いては広瀬氏だけしか出していないのではないか。ここまで書くのなら、反論を恐れずに名前を挙げるべきではなかったか。特定の人なのか、あるいは落語評論家すべてなのか。おそらくは後者なのだろう。それならば、いまの落語評論家はすべてダメと書けばいい。論敵を具体的に挙げない評論は、片手落ち感がある。

    広瀬氏は、このあと、2013年に発行された『談志の十八番: 必聴! 名演・名盤ガイド』 (光文社新書)からは、著者の紹介に落語評論家と書いている。

    落語評論に興味があれば、読む価値がある。

    0
    2026年06月13日

落語評論はなぜ役に立たないのか の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    落語評論はなぜ役に立たないのか
  • タイトルID
    :
    238195
  • 電子版発売日
    :
    2013年12月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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