噺は生きている 名作落語進化論

噺は生きている 名作落語進化論

1,500円 (税込)

7pt

4.2

同じ『芝浜』は一つだってない。
志ん生、文楽など昭和の名人から、志ん朝、談志、さらには小三治、志の輔、一之輔ら現役トップの落語家まで、彼らはどう落語を分析し、アレンジを加え、ときに解体しながら演じてきたのか。
演目の変化から落語の〈本質〉に迫る、画期的落語評論。

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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噺は生きている 名作落語進化論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年11月05日

     同じネタでも噺家によって演出は異なる。どの師匠についたかにもよるし、噺家自身の感性・強み・工夫といったものが大きく影響してくる。人気でかかることの多い4つのネタ『芝浜』『富久』『紺屋高尾と幾代餅』『文七元結』について、おそらく日本でいちばん落語を聞いている著者が、源流にさかのぼり、実名を挙げながら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月17日

    広瀬さんの本はいつもわかりやすくすらすら読める。

    談笑師匠の芝浜はラストでお酒を飲んでしまうってのをポッドキャストで聴いてからどうしても聴きたかったんだけど、配信で販売もしてないし、落語会を聴きに行くのもまず不可能でがっかりしてたらこの本で明かされていた☆彡
    そうかあ、こういうストーリーかあ、って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月04日

    当たり前ですが古典落語の演目は内容やストーリーが決まっています。
    サゲ、と言われる最後のオチも当然決まっています。

    しかし、これも当たり前の話ですが同じ演目でも落語家によって全く違う味わいがあります。

    特に大ネタと言われる有名な演目では、皆が独自色を強めて聞き手に強烈な印象を与えるようにアレンジ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月21日

    落語ファンによる落語ファンのための本。
    古典落語5席を談志・志ん朝といったレジェンドから白酒・一之輔といった現役まで演出を語る。
    同じ噺でも演習によって演じ分けるのが落語の魅力であるのは確かだが、流石に本で読むと少し眠くなる。
    でも、落語の魅力が凝縮されている。
    是非。

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    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    誰それはこう…誰それはこの噺家の設定を踏襲してあぁしてアレンジ…と実際噺を聞かないとわからないね!とYoutube見ながら確認したり。最近の噺家さんのは見たことあるのでイメージしながら読める。文七元結が好きな私としてはいろいろな解説が読めて興味深かった。

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