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「ものが冷える」という現象について,楽しい実験をまじえ,原子・分子の動きを頭に描きながら解き明かします。寒剤の働きもスッキリ謎とき。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 ものを冷やす方法 水はなぜ蒸発するか
飲食物を冷やす方法/熱湯の入った紅茶カップにサランラップをかけたら
熱湯に風を吹きかけるとなぜ温度が下がるのか/蒸発熱=気化熱のこと
ものを冷まさない方法/魔法瓶の〈まほう〉
第2幕 蒸発のなぞ 引き合っているものを引き離すエネルギー
同じ温度の液体の分子の速さは皆同じか
水はなぜ,沸騰しなくても蒸発して水蒸気になるか
水が蒸発すると,なぜ温度が下がるか
水をどんどん蒸発させるとどこまで温度を下げられるか
カレン博士の〈世界最初の冷凍機〉/湿度計の話,他
第3幕 寒剤のなぞをとく
氷に食塩を混ぜたら,うんと冷たくなるか/砂糖と氷を混ぜたら,温度が下がるか
湿気とりの〈塩化カルシウム〉も寒剤になるか
硫酸は水と混ぜると熱を出すが,水ととても仲良し
「水を使った寒剤」以外で,ものを冷やす方法,他
付録 サイエンスシアター運動の構想 ぼくらはガリレオ・わたしはファラデー
芸術やスポーツは自分の費用で楽しむ習慣がある
〈学ぶこと〉を楽しみごとに変えた〈たのしい授業〉
シアター(劇場)とよばれる科学の大講義室が中心だった
ロイヤル・インスティチューションにならって
自分自身で科学を楽しむ習慣の確率を
サイエンスシアター運動の内容,他
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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