無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
鎌倉時代に武士のルールを定めた御成敗式目。その裏では密室だったり人間消失だったりお馴染みの本格ミステリが起こってて、それが元となって新たなルールが作られ・・・時代ミステリはそれなりにあるけど鎌倉ってのはちょっと珍しいかも。太平江戸か織田信長周りの戦国か陰陽平安とかがよく見る印象。
でもまあそれ以外は結構地味でそこまで見るものも・・・と思っていたら最終話で。これ連作短編だったのか。なるほど地味な伏線が・・・とても綺麗に気持ちよくまとまった感じがしました。
ところで史実が元になってるので仕方ないんですが、登場人物の名前がとにかく覚えづらい。たいした人数いないのに。同一人物でも幼名だったり元服後の名前とかそれぞれ違ったりとか混乱必至でした。もうその辺はフィクション的なわかりやすさで統一しちゃったり・・はやっぱり駄目ですかね。
Posted by ブクログ
鎌倉幕府第3代執権・北条泰時と連署で叔父の時房、文士で評定衆の三善康連が「御成敗式目」を作る中で、様々な過去の事件とその結末を描く連作集。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界が甦るような、ドロドロしたものを感じた。
クローズド・サークルものや一見不可能な殺人事件など、ミステリーとして楽しめた。
探偵役が時房だったり泰時だったりというのも面白い。
だが真の謎解きは最終話にあった。
全編を通じて登場するある人物がキーになるのかと注目していたが、さてどうなるか。
『血みどろになっても戦い続けたのは、世の中をよくする善政を求めてのことだ』
人心はどこに付いていくのか、どこに集まるのか。
式目を作っても善政でもないという結論が印象的だった。
それを知って泰時と時房が絶望するのではなく、新たな決意をするのも興味深い。2人はどこまでも前向き。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸