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Posted by ブクログ
中世の言葉から 中世の法慣習の解明を試みた本
#平凡社 #笠松宏至 #法と言葉の中世史
中世と言えば、武士しか思い浮かばないが
仏、僧、人のそれぞれに「もの」を媒介とした人間関係(界)を前提とした法慣習があることに驚いた
寄進を「人のもの」を「仏のもの」に変える法的行為と捉えたり、出家を、人間が「人のもの」から「仏のもの」への転移と捉えたり
法の濫用がひどい時代であり、自分の身を守るために 法意識が高かったというのも意外だった
折中の法
*基準となる古法があり、それと現実との対応関係において定立する
*現実には「折中の法」の名のもと絶え間なく新法が生み出されていく中世法の世界
*折中には、中世的な正儀、道理の観念がこめられている
*いずれの側にも理があり、いずれの側にも非がある、という根本思想
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