法と言葉の中世史

法と言葉の中世史

1,320円 (税込)

6pt

4.0

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たとえば<もの>が仏物・僧物・人物に分かたれていたように、この時代、世界は、現代とは異質な多様な<界>へと仕切られていた。一つの言葉、一片の法から中世的世界のなりたちを探りあてる。

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    Posted by ブクログ


    中世の言葉から 中世の法慣習の解明を試みた本


    #平凡社 #笠松宏至 #法と言葉の中世史

    中世と言えば、武士しか思い浮かばないが

    仏、僧、人のそれぞれに「もの」を媒介とした人間関係(界)を前提とした法慣習があることに驚いた

    寄進を「人のもの」を「仏のもの」に変える法的行為と捉えたり、出家を

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    中世の裁判の記録から、言葉の一つ一つに潜む人々の意識を炙り出していく。謎解きのスリルとともに、仏と人との世界を分けようとしたけど段段ごっちゃになっていく様が浮かび上がる。

    0
    2016年09月05日

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