評論家入門

評論家入門

836円 (税込)

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ものを書く仕事がしたいという人が増えている。しかし、物書きは儲からない。本を出したって、売れやしない。批判されれば胃が痛み、論争をすれば神経がすり減る。それでも「書いて生きていきたい」と言うのなら、本書を読んで、活字の世界に浮上せよ!評論とは何か、その読み方、評論を書くにあたっての基本的な事柄を示し、物書きという仕事の苦しみと愉しみを説く。"有名評論採点"付き。

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評論家入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    授業で読んだ本、その?。

    以上、その?〜?までは半期の授業で教科書として毎週読んでいた本です。
    テーマが定まっていないけれどそれもこの授業のひとつの特徴。
    一体、どこに向かっていくのやら…

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    Posted by ブクログ 2023年11月11日

     評論家になりたい読者を対象とする入門書。評論は金になるなら文章なら何でもいいとはいえ、学問的な手続きは大切だと説く。また、言葉の定義は正確に表す必要がある。そして、何よりも大事なのが読書である。作家なら読書嫌いでもかまわないが、評論家である以上、大量の読書が絶対である。それがたとえ内容が陳腐でつま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月30日

    「入門」なんて書いてありますが、あんまり実用的な役には立ちません。つーか、小谷野敦ですから。まともに「どうやったら評論家になれますか」なんてこと書いてあると期待するほうが間違いでしょ。『もてない男』のあふれるルサンチマンがここでもちゃんと炸裂してるので、あの鬱屈芸が楽しめる人にとっては買い。
     評論...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月04日

    評論家になるためのマニュアル本というスタイルで、著者の評論理解が語られています。

    歴史的実証的なアカデミズムの手法によるところが8割、そこからはみ出したひらめきによる部分が2割というバランスが、評論のあるべき姿だと著者は考えています。つまり、学術論文としては実証性や厳密性に欠けるところがあるけれど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月26日

    [ 内容 ]
    ものを書く仕事がしたいという人が増えている。
    しかし、物書きは儲からない。
    本を出したって、売れやしない。
    批判されれば胃が痛み、論争をすれば神経がすり減る。
    それでも「書いて生きていきたい」と言うのなら、本書を読んで、活字の世界に浮上せよ!
    評論とは何か、その読み方、評論を書くにあた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    辛口批評を交えた「評論」論と、著者自身の体験談を基にした評論家の実態・裏側についての文章とがメイン。柄谷行人批判に一章費やしているのは、少々ダルく感じる。
    タイトルの付け方には若干問題があるかもしれない。これ高校生とかが手にとっちゃったらどうするんだろうなぁと思う。


    100円。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    小谷野さんの本の魅力は高尚と卑俗が同居している点にあるが、この本は高尚が卑俗をうわまわっている。それでも、同じ東大仲間が本をだしたり、原稿依頼がくることに対するねたみ、そねみ、そして焦りは十分伝わってくる。自分が本を出しても原稿依頼がこないというのもわかる。しかし、この本を読んで物書きになりたいとい...続きを読む

    0

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