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Posted by ブクログ
児童書やティーン向け小説での印象が強い著者の、大人向けのラブストーリーは初めて読んだ。
私には主人公の感情に寄り添うこともできなかったし、主人公もそれは望んでないのだと思った。
今が幸せでも苦しんだ過去は傷跡として残る。PTSD等でも生き残った幸せの中で苦しむ。罪悪感とは違うのかもしれないが、恋愛の苦しみもトラウマとなってしまうのかと感じる。小説の最後まで、彼女は幸せで、そして苦しみを抱えている。それは矛盾しない。
以下印象深い台詞を引用。
「なぜなら、すべては感情だからだ。感情には、白黒は付けられない。つまり、感情はジャッジできない。そういうことだ」
「知らなくてもいいことは、知らないに限るね。なんでも包み隠さず話すって、いかにも良いおこないのようだが、それが良いこととは限らないことだってあるだろ。人には知る権利もあるが、知らないでおく権利だってあるんだよ」
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