あらすじ
かつて裏切られた親友から届いた「死に際の手紙」。永遠子は昔の恋人を探しアイスランドへと向かう。四年ぶりの書き下ろし恋愛小説!
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Posted by ブクログ
苦しくて痛い
かつての親友から届いた最後のお願いが、かつての恋人を探しにアイスランドへ向かわせる
愛する人を奪われ奪い、愛して離れる
好きと嫌いは違うのか?
愛することと憎むことは違うのか?
会いたいけど会いたくない
引きずって引きずり倒して引きちぎれた愛の果ての先にも人生は続く
Posted by ブクログ
うわっ。これは大変な物を読んだ。
「たった一度でも、すり切れるほど激しく、ひとりの人を愛した記憶があれば、たとえその人といっしょになれなくても、人は残りの人生を幸せに生きていける」
この気持ちわかる。。と思いながら、すっかり永遠子になって旅をした。ラストはこうなると良いなと思っていた部分と、やっぱりそうかという諦めと、両方だった。
私も永遠に終わらない、ラストワルツをこの先も踊るのだろうな。
Posted by ブクログ
児童書やティーン向け小説での印象が強い著者の、大人向けのラブストーリーは初めて読んだ。
私には主人公の感情に寄り添うこともできなかったし、主人公もそれは望んでないのだと思った。
今が幸せでも苦しんだ過去は傷跡として残る。PTSD等でも生き残った幸せの中で苦しむ。罪悪感とは違うのかもしれないが、恋愛の苦しみもトラウマとなってしまうのかと感じる。小説の最後まで、彼女は幸せで、そして苦しみを抱えている。それは矛盾しない。
以下印象深い台詞を引用。
「なぜなら、すべては感情だからだ。感情には、白黒は付けられない。つまり、感情はジャッジできない。そういうことだ」
「知らなくてもいいことは、知らないに限るね。なんでも包み隠さず話すって、いかにも良いおこないのようだが、それが良いこととは限らないことだってあるだろ。人には知る権利もあるが、知らないでおく権利だってあるんだよ」
Posted by ブクログ
夫婦が幸せに暮らしていくためには、全面的な理解や共感は必要ない。
無条件の信頼だけがあればいい。
お互いに踏み込んでいけない。あるいは、あえて踏み込んでいかない領域があるからこそ、仲良く、幸せに暮らしていける。
ふたりで幸せに生きていくためには、ひとりひとりがまず幸せであること。
ひとりひとりがこっそりと幸せでいること。
そんな人生哲学を、私はノエルとの暮らしから学んだ。
(本文より)