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Posted by ブクログ 2020年12月16日
題名の通り織田信長の軍隊編成と各司令官について記載した書。信長の基本的な戦歴を知っていることが前提だが、信長の軍隊の編成思想、司令官の任命思想が分かり面白い。戦国時代において、これだけ能力主義で人事を考えたというのは驚きであり、かつ現在の組織論にも通じるものを感じる。特に武力だけではなく統治能力も能...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月25日
信長の領土拡大と、それぞれの時期に活躍した家臣団の有様がわかる。意外な人物が活躍していたり、それ程重要視されてなかったり。初期の森可成、坂井政尚、丹羽長秀、中川重政らの活躍。中期の明智光秀、羽柴秀吉、滝川一益、原田直政らの台頭。隠れ軍団長の織田信張。信忠軍団の森長可、川尻秀隆らの活躍。蜂屋頼隆と同程...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
戦国時代に尾張の一勢力から瞬く間に領土を広げていった織田信長。
この本はその彼の軍隊が初期の編成から彼の勢力の伸長と共にどのように変化していったかを具体的な例をあげながら克明に記してあります。
戦国時代の力の根源である軍隊の構成を読み解いていけば、そのとき何を考えていたのかが透けて見えてくることが...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月25日
信長の軍編成とその指揮官について。
信長の研究は近年急速な動きがなされて、従来の革命児の印象は薄れてきている。
しかしながら、信長の地方司令官構想は目を見張るものがある。
それが、信長敗死後の有力な大名になったのだが…
中央集権を進めると、それが崩壊した後が怖い。
今の日本も…と考えると怖...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月21日
信長の研究では名高いという谷口氏の著作。個人的には長年信長に仕えながら、折檻状であえなく追放されてしまった佐久間信盛のことを知りたいなあと思って興味を持った次第。本書は信長の名高い武将たちについて詳しく書いているのかなと思ったが、信長軍の編成についてかなり詳しく書かれるなど、まあなんというか真面目な...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月02日
梁田は加賀を与えられたるという大きなチャンスを得たが、実力に対して大きすぎる役目であったためものに出来なかった。準備していてどうにかなるものだったのか?任務を与えた信長のミスか?
荒木村重は外様ながら摂津一国を任されるなど重用されていたが、大阪方面は佐久間信盛の、播磨方面は秀吉の手伝いになってしまっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月03日
[ 内容 ]
武田・上杉・本願寺・毛利などの強敵と領土を接した織田信長は、一万を超える大軍団を柴田勝家・明智光秀・羽柴秀吉・滝川一益らに預け、四方の平定に当たらせた。
この「方面軍」司令官こそ、信長麾下の部将たちにとって究極の地位であった。
尾張一国から畿内平定、天下統一へと驀進する信長軍にあって、...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月23日
織田信長の軍編制を年を逐って著述。
最終的には信忠軍、連枝衆、部将=方面軍司令官・遊撃軍司令官、旗本、吏僚、外様衆を収める。
方面軍は東美濃・尾張の信忠軍、滝川一益の関東方面軍、佐久間信盛の大坂方面軍、柴田勝家の北陸方面軍、羽柴秀吉の中国方面軍、神戸信孝の四国方面軍、明智光秀の畿内方面軍。
信長最初...続きを読む
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